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電力広域的運営推進委員会 ・ 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

第63回 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

公開資料 4 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

追加調達の一時中断後も応札不足が続き、応急策と恒久改善の検討が進んだ。

この回で示されたこと

  • 二次②・三次①の前日追加調達を4月30日取引分から一時中断した。5月1〜7日は前日募集量が直前週比57.5%減、高単価約定量が57.0%減となったが、中断の最終判断は次回作業会で行う案である。資料1
  • 2024年4月は全商品で応札不足が続き、全国平均の不足率は一次約80%、二次①約70~80%、二次②約20~30%、三次①約50%、複合商品約60%、三次②約20~70%であった。資料2
  • 応札不足の障壁として、起動費回収漏れ、揚水の発動リスク、河川制約、下げ代不足、ΔkW上限価格などを整理した。会員Bには2024年度中に約900MWの供出ポテンシャルがあるとのアンケート見込みが示された。資料2
  • 揚水の応札拡大に向け、発動に備えるポンプアップ原資の確保と、最低出力運転・発電販売計画の整合を課題として整理した。代替ΔkWや別電源との持替え案は、アセスメント・公平性・精算面が未整理であり、次回以降に応急策を具体化する考えである。資料3
  • 電源脱落対応調整力は新商品を設けず、既存の一次・二次①・三次①の内数とする方向を示した。ポンプ遮断の扱いやEPPS分の必要量補正は案・継続検討であり、追加システム改修は最短でも2026年度以降の見通しである。資料4

前回からの変化

  • 3月時点で全面運開後の応札不足に備える余力活用の特別対応を整理していたが、4月の費用高騰を受け、二次②・三次①の前日追加調達を4月30日取引分から一時中断した。資料1
  • 前回は4月1〜5日の全エリア不足速報を示していたが、今回は2024年4月の全商品別の全国不足率とエリア差、アンケートに基づく応札障壁を整理した。資料2
  • 前回示された再エネ余剰時のポンプへの暫定持替え案に関連し、今回は揚水の応札を妨げる原資確保・最低出力運転の課題と、応急対応の方向性を具体化した。ただし対応策は未確定である。資料3

今後の予定・残った論点

  • 一時中断後の取引実績と事業者影響を分析し、次回作業会で中断の今後の在り方を判断する案である。資料1
  • 応札障壁への技術面・金銭面の対応を広域機関が国・EPRXと連携して検討し、必要に応じて追加調査する。資料2
  • 揚水の応急対策を国と連携して次回以降に具体化し、揚水予備率へのBG計画反映の方向性も別途検討する。資料3
  • 電源脱落対応のポンプ遮断要件、EPPSの必要量反映、早期の簡易対応を一般送配電事業者と継続検討する。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    追加調達一時中断(報告)ならびに課題に対する「応急対策」の基本的な考え方について

    - 週間取引の応札不足を補う追加調達で三次②募集量と費用が増大し、4月の募集量は前年同月比約2.9倍、平均落札単価は約3.6倍となった。 - 二次②・三次①の前日追加調達は5月1日受渡分から当面中断され、必要量は余力活用で代替確保する措置となった。 - 中断後、前日募集量と100円/ΔkW・h以上の高単価約定量は約6割減少したが、期間が短く定量的な競争効果は未確定であり、次回作業部会で今後の扱いを判断する案である。 - 恒久改善として、安価な電源の応札拡大と必要量の削減を進める方向が示され、三次②の効率的調達は試算上、調達量を約34%削減する見込みである。

  2. 2

    取引状況を踏まえた応札不足対応について

    - 2024年4月以降、需給調整市場の全商品で応札不足が続き、不足率は一次約80%、二次①70~80%、二次②20~30%、三次①約50%、複合商品約60%、三次②20~70%である。エリア差が大きく、5月1日受渡分から二次②・三次①の前日追加調達は一時中断されている。 - 会員アンケートでは、起動費の取り漏れ、揚水の発動リスク、河川制約、下げ代不足、ΔkW上限価格などが主な応札障壁として示された。未準備会員からは2024年度中に約900MWの供出ポテンシャルが見込まれるが、これはアンケートに基づく見込みである。 - 資料は応急対応で安定供給を支えつつ恒久対策を進める考えを示し、技術的検討と金銭面の調整を中心とする対応案を整理した。対策の具体的な実施内容・時期は未決定であり、広域機関が国・EPRXと連携して検討する方針である。

  3. 3

    揚水の応札拡大に向けた課題と対応の方向性について

    - 2024年度の需給調整市場で揚水の応札不足が続き、資料は主因をポンプアップ原資の確保と、最低出力運転に伴う計画・販売の持替えリスクに整理した。事業者が火力等を保有するかで対応の難しさが異なる。 - 当面の案は、過去の使用率を踏まえたポンプ計画で応札し、想定を超える発動分を火力や時間前市場で補うこと、また最低出力分の代替電源や持替え先を用意することである。 - 持替え案はアセスメント、公平性、精算方法が未整理であり、事務局は国と連携して早期・期間限定の応急対策を次回以降に具体化する考えを示した。 - 平常時の水位管理はBGが担い、需給ひっ迫・再エネ抑制回避・送配電設備への支障のおそれがある場合はTSOの一時運用を認める。予備率計上の見直し方針は未確定である。

  4. 4

    異常時(電源脱落)対応調整力に関する商品要件等の見直しについて

    - 電源脱落対応調整力は新商品ではなく、既存の一次・二次①・三次①の内数とする方向で整理された。リレー遮断は三商品を組み合わせた機能、手動遮断は二次①・三次①の複合または三次①単独として扱う案である。 - 商品要件は、並列要否・継続時間を変更せず、一次の−0.2Hz基準とリレー遮断の−0.5Hz基準も維持する案が適切とされた。リレー遮断は動作後0.5秒以内、手動遮断は指令から数分以内の応動である。 - 必要量は従来の単機最大ユニット容量の系統容量按分を維持する考えである。FCのEPPS分を必要量から補正する案は、動作条件と安定供給への影響を含めて継続検討となった。 - 調達上限設定やアセスメント変更などのシステム改修が見込まれるが、応札不足対応が集中するため追加改修は最短でも2026年度以降の着手見通しであり、早期の簡易対応も含め検討を続ける方針である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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