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経済産業省 ・ 高速炉開発会議

第13回 戦略ワーキンググループ 高速炉開発会議

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この回のダイジェスト

RBWR・PRISMと溶融塩高速炉IMSFRの開発構想、技術課題、国際協力案が示された。

この回で示されたこと

  • 日立は、ABWR技術を生かす軽水冷却高速炉RBWRと、EBR-IIの知見を基礎とする金属燃料Na冷却高速炉PRISMを提案した。いずれも導入決定ではなく、時期や協力体制は今後の課題である。資料1
  • RBWRは燃料に対する水の体積比を現行BWRの約3対1から1.4対1へ下げ、燃料棒数を92本から397本へ増やす設計例を示した。段階導入案として、RBWR243で既存プルサーマルよりPu装荷を増やし、将来は転換比1.0・TRU燃焼を目指すRBWR397へ進む構想である。資料1
  • 資料は2050年までのPu削減策としてFull MOX-ABWRやRBWRの部分適用を挙げ、2050年以降は使用済みMOX燃料の蓄積への対応としてRBWR本格適用を示した。時期は構想である。資料1
  • PRISMは金属燃料の熱膨張による負の反応度、自然循環空冷(RVACS)による受動的崩壊熱除去、小型モジュール・地下設置などを特徴とする。金属燃料乾式再処理施設とサイト内統合するIFR構想も示されたが、実現時期や具体的開発計画は示されていない。資料1
  • 発表者は日米英の国際協力枠組みと、産官学が利用できる研究インフラの整備を国に提言した。資料1
  • 資料は国内概念のうち塩化物燃料の統合型溶融塩高速炉(IMSFR)を先行開発する案を示した。連続再処理に近い運用でアクチニドを炉心に戻し、90%以上の削減を見込むが、これは設計・試算上の期待である。資料2

前回からの変化

  • 前回は燃料の選定基準や各燃料の特徴を整理し、単一の最適燃料は決定していなかった。今回はRBWR・PRISMおよびIMSFRという具体的な炉概念と、それぞれの段階導入・燃料サイクル構想が提案された。資料1資料2
  • 前回は高速炉使用済み燃料の再処理に必要な技術・施設・人材の課題が論じられた。今回はPRISMのIFR構想やIMSFRの液体燃料再処理案が示され、IMSFRでは連続再処理に近い運用によるアクチニド削減の試算が提示された。資料1資料2

今後の予定・残った論点

  • RBWR・PRISMは導入時期と国際協力の進め方が未確定であり、日米英の協力枠組みや研究インフラ整備が提言された。資料1
  • IMSFRは燃料塩物性、炉心・熱流動解析、崩壊熱除去、再処理・廃棄物処理、材料腐食、保障措置、規制・基準などの課題が残る。国の研究支援と英米機関との協力が提案されたが、決定は記載されていない。資料2

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    高速炉の新たな可能性について

    - 日立は、Pu削減や資源有効利用、有害度低減に向け、RBWRとPRISMを高速炉の新たな概念として提案している。いずれも導入決定ではない。 - RBWRはABWR技術と稠密燃料を用い、既存BWRへの段階適用からPu削減を進め、将来は転換比1.0・TRU燃焼を目指す構想である。 - PRISMはEBR-II実績を基礎とする金属燃料Na冷却小型炉で、NRCの概念設計事前評価と受動的崩壊熱除去の仕組みが示されている。 - 今後の提言は、日米英の協力枠組み構築と産官学共用の研究インフラ整備である。

  2. 2

    溶融塩炉開発の世界の動向と日本の歩み

    - 溶融塩炉(MSR)は低圧運転や負の反応度フィードバックなどを特徴とし、各国で試験・設計・基礎研究が進むが、実用化時期は確定していない。 - 資料は、塩化物燃料と再処理を統合したIMSFRの先行開発を提案し、TRUを90%以上削減できる可能性を設計上の期待として示す。 - IMSFRは過酷事故の回避に近い安全性を目指す構想だが、記載された安全性は運転実績で実証されたものではない。 - 燃料塩物性、炉心・熱流動設計、材料腐食、再処理、崩壊熱除去、規制基準などが実用化に向けた未解決課題である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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