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経済産業省 ・ 同時市場の在り方等に関する検討会

第11回 同時市場の在り方等に関する検討会

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この回のダイジェスト

価格方式の検証ベースを絞り、中間取りまとめで技術検証の到達点と未決事項を整理した。

この回で示されたこと

  • 検証Aでは、2030年頃を想定した全国需給・系統データで、年間を通じ現実的な時間内に実行可能解を得た一方、目標の双対ギャップには届かず、収束性向上を課題とした。資料2
  • 週間運用は7日間を対象に、前半3日を30分単位、後半4日を3~4時間単位で模擬し、毎日ローリングする案を整理した。kWh・ΔkW複合約定の試算では、必要量をより少ない電源で満たし、エネルギーコストが0.75%低下した。資料2
  • 検証Bでは、前日kWh価格の今後の検証ベースを案B-2(同時最適のシャドウプライス)と増分費用等カーブに絞った。これは検証上の選択であり、制度上の最終決定ではない。資料3
  • ΔkWの機会費用と逸失利益は、基本試算で年間卸取引費用の合計2.7%(機会費用2.4%、逸失利益0.3%)となった。kWh・ΔkW両収入を見込む場合、Upliftは多くのケースで卸取引費用の0~1%程度まで減ったが、約定量への割当や精算方法は未確定である。資料3
  • 前日時間前市場の試算では、需要を一律±2%変化させ、電源の起動・停止、主に火力の出力変化、燃料費の増減を確認した。低需要時は再エネ抑制や火力の最低負荷制約があり、需要をさらに下げると求解が難しくなるとの説明があった。資料1
  • 時間前市場・インバランス価格の試算では、需要上振れ時は前日価格<時間前価格<インバランス価格、下振れ時は逆の傾向を示した。時間前市場を同時市場型とする設計や、調整力kWh市場に前日市場と同じThree-Part情報・価格規律を用いる案は検証されたが、市場設計は未決定である。資料3

前回からの変化

  • 検証Aでは、前回の需要曲線簡略化・ノード配分や大規模系統での検証課題に対し、広域系統では区分線形近似と需要曲線簡略化が計算負荷を抑える一案と整理された一方、ノード単位の配分方法と簡略化の精度・終了基準は未確定とされた。資料2
  • 前回は時間前同時市場の検証方法を整理した段階だったが、今回は前日結果を初期値にしたSCUCで需要±2%の試算を実施し、需要条件ごとの計算時間と電源変化を確認した。再エネ予測の大外しやザラバとの定量比較は今後の検証事項である。資料1

今後の予定・残った論点

  • 前日時間前市場では、前日結果の一部固定、再エネ予測の大外しを含む条件、ザラバとの比較を検証する。資料1
  • 検証Aでは、広域系統での買い入札のノード配分、基本ロジックの収束性、火力機の運転制約モデル化を続ける。ΔkW発動に備えるマージンの設定は別の作業会で検討する。資料2
  • 価格算定では、Upliftの判定期間・負担方法、ΔkWの約定タイミング・価格、逸失利益の確定と回収、買い入札や系統混雑時の価格処理を引き続き検討する。資料2資料3

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    電源起動・出力配分ロジックの技術検証(検証A)の進捗報告について

    - 起動費を価格に反映してUpliftを減らす方式は、逸失利益や計算負荷との兼ね合いがあり、日本での導入は未決定である。 - 前日時間前市場の需要±2%試算では、需要に応じた起動停止・出力配分・燃料費の変化を確認したが、低需要-2%では計算に8時間を要した。 - 初期値の効果は需要条件で異なり、高需要では前日結果の引継ぎが速かった一方、低需要は追加検証が必要である。 - 今後は一部電源の固定、再エネ変動、ザラバとの比較を検証し、当日市場で引き継ぐ実績情報も制度・運用面と併せて整理する。

  2. 2

    電源起動・出力配分ロジックの技術検証(検証A)の中間取りまとめについて

    - 2030年頃を想定した全国系統モデルで、基本SCUC・SCEDは年間を通じて実行可能解と運用上妥当な結果を得たが、目標精度への収束は未達である。 - 買い入札、週間運用、kWh・ΔkW同時最適、セルフスケジュール差替は各モデルで想定どおりの挙動を確認した一方、ノード単位検証や計算負荷の課題が残る。 - ΔkW発動を全シナリオで直接考慮する方法は実用時間内の求解が困難と判断し、マージン対応の具体的な設定方法は継続検討となった。 - 起動費等を価格に反映する方式や時間前同時市場の実現性・詳細設計は未決定であり、技術・制度両面で検討が続く。

  3. 3

    同時市場における価格算定方法の検証(検証B)の中間取りまとめについて

    - 前日kWh価格は、以後の検証ベースを案B-2(同時最適のシャドウプライス)と増分費用等カーブに絞ったが、制度上の最終決定ではない。 - ΔkW価格の約定量・精算方式には各案で課題があり、適切な対価の支払い方は未確定である。ΔkW収入を含めるとUpliftは多くのケースで卸取引費用の0〜1%程度となるが、価格とUpliftの合計で評価する必要がある。 - 試算では需要上振れ時に前日・時間前・インバランスの順で価格が上がり、BGの同時同量を促す構造となった一方、V1/V2単価は燃料費最小の運用にならない懸念が示された。 - ΔkWのTwo Settlement、Upliftの判定期間・費用負担、ΔkWの約定と価格決定、混雑処理などは今後の検証課題である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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