本資料は、広域系統長期方針の策定を目的とし、電力広域の運営推進機関であるOCCTOによって作成されたものである。
これまでの議論は以下の3つの内容に焦点を当てている。
今回ご議論いただきたい事項は以下の通りである。
以下の事項について報告する。
広域運営の拡大によって、我が国の電力供給において 3E+S(エネルギーの安定供給、経済性、環境への配慮、社会的責任) の実現が求められている。これに基づき、次の3つの軸から長期的整備方針を取りまとめることとする。
I. 電力系統利用の円滑化・低廉化
II. 適切な信頼度の確保
III. 電力流通設備の健全性確保
上記の3つの軸に基づき、広域連系系統の「あるべき姿」を実現する具体的な考え方を探求していく。
電力潮流シミュレーションの目的は、電力系統利用の円滑化・低廉化を進めるための分析であり、ターゲット年は2030年と設定されている。以下の進め方を採用する。
| 目的 | 進め方の詳細 |
|---|---|
| 電源導入の実現 | 長期エネルギー需給見通しを基にした電源シナリオ設定とシミュレーション |
| 市場活性化への寄与 | 発電コスト抑制効果の評価と連系設備の増強コストを比較検討 |
電力需要
再生可能エネルギー
電源構成シナリオ
以下は再生可能エネルギーの導入見込量を示すデータである。
| 種別 | 2030年導入見込量 (万kW) | 現状導入量 (万kW) |
|---|---|---|
| 地熱 | 約140 - 155 | 52 |
| 水力 | 約4,847 - 4,931 | 2,056 (一般) など |
| バイオマス | 約602 - 728 | 252 |
| 風力 (陸上) | 約918 | 約270 |
| 風力 (洋上) | 約82 | |
| 太陽光 (住宅) | 約900 | 約760 |
| 太陽光 (非住宅) | 約5,500 | 約1,340 |
経年設備の増加に伴い、流通設備の更新について以下の観点が重要である。
将来的な技術の進展と電力需要の変化も念頭に置いた対応策が求められる。
一般電気事業者および卸電気事業者に対して、以下の事項について情報提供を依頼している。必要に応じて個別確認も行う予定である。
各社からの回答内容は今後の長期方針策定に活用される。以下に具体的な依頼内容とその目的を示す。
| 項目 | 目的・活用方法 | 主な依頼内容 |
|---|---|---|
| 各エリアにおける系統構成の変遷経緯および広域連系系統の長期的構想 | 各エリアの特徴を整理するためのデータとして活用。独自の長期的構想との整合性を確認しつつ方針を策定 | 地内および広域の系統計画を取り巻く環境変化、特記すべき課題、長期的構想 |
| 高経年設備の状況と今後の更新物量の見通し | 各エリアの特徴を整理するデータとして活用。設備経年対策の重要性を示す | 上位2電圧の線路・変電所毎の設置年代、経年分布図 |
| アクセス業務の申し込み状況と対応状況 | 新規電源ポテンシャルの地域分布把握に活用。各エリアの電源構成シナリオ設定に貢献 | 特高連系への申し込み状況、燃種別の件数と集計値 |
| 基幹送電線や変電所開閉所の新設工事における工程管理状況 | 長期方針や個別計画の実現性評価の参考に活用 | 過去5年以内に運用を開始した上位2電圧の工事概要、各ステップの期間 |
広域系統の整備に関する検討事項について、以下のスケジュールで進捗を確認する。
| 検討事項 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月・9月 | 10月・12月 | H28/1月・3月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 広域系統整備委員会 | - | - | - | |||
| 策定の方向性確認 | - | - | - | - | - | |
| 各種情報の収集 | 政策方針、社会的要請の調査、需給実績、設備運用状況、事業者聴取、外国調査 | - | - | - | - | - |
| 定量評価モデルによる分析 | - | - | - | - | - | - |
| あるべき姿実現に向けた考え方の検討・取り纏め | - | - | - | - | - | - |
| 関連事項 | 提起案件確認 | プロセス指標確認 | プロセス指標確認 | プロセス指標確認 | プロセス指標確認 | プロセス指標確認 |
このスケジュールに基づき、広域系統長期方針の策定を進める。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「広域系統長期方針の策定について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/kouikikeitouseibi/index.html)をもとに当社作成
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