本資料は、第35回需給調整市場検討小委員会における取引スケジュール変更に関する議論をまとめたものである。特に、三次調整力の応札不足への対応策として前日取引への移行が提案されており、前日取引化による期待される効果や課題が整理されている。
以下の表に、取引スケジュール変更に関する主要な課題と論点を示す。
| 課題 | これまでの整理事項 | 小委における論点 | 小委での議論における方向性 |
|---|---|---|---|
| 2023年度に向けた必要量の検討および精査 | 設備量と需要の差分から調達 | 必要量の精査 | |
| 調達不足解消に向けた施策 | 週間調達に伴う需給変動リスク等の応量分析 | 応札不足に対して余力活用契約による電源の追加起動を認める | 第32回本小委員会 |
応札量の増加
応札単価の適正化
連系線利用枠の拡大
以下の表は、発電機種別の起動特性を示す。
| 電源種 | 総容量 (GW) | 停止モード | 3時間後 | 6時間後 | 9時間後 | 12時間後 | 18時間後 | 24時間後 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 石油ガス火力計 | 85GW | 全停止 モード平均 | 24% | 47% | 64% | 71% | 88% | 91% |
| コンバインド式ガス火力 | 46GW | 日次停止 | 81% | 87% | 93% | 93% | 100% | 100% |
| コンバインド式ガス火力 | 46GW | 週末停止 | 34% | 71% | 93% | 93% | 100% | 100% |
| 汽力式ガス火力 | 30GW | 日次停止 | 19% | 45% | 51% | 63% | 95% | 95% |
| 石油火力 | 9GW | 日次停止 | 19% | 66% | 71% | 93% | 93% | 93% |
| 水力揚水 | 32GW | 全停止 モード平均 | - | - | - | - | 100% | 100% |
*1:全停止モード平均は3種類の停止モードの起動可能割合の平均値。
*2:石炭火力はスポット市場時間点で約定するため、詳細分析の対象外とした。
本資料では、電源の起動特性や市場構造に関する重要なデータを提供し、今後の市場運営の改善や需給の安定供給に向けた議論の基盤となる。引き続き、容量市場のリクワイアメントによる需給の安定性を確保するための施策を検討していく必要がある。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「三次調整力①応札不足への対応について(取引スケジュール変更)」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/index.html#jukyuchousei)をもとに当社作成
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