本資料は、2023年度における需給調整市場システム(MMS)のシステム切替に関する内容をまとめたものである。2023年1月24日に行われた第35回需給調整市場検討小委員会および第45回調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会に基づく報告である。
MMSには以下の新機能が追加される予定である。
システム切替は、アプリケーション、データベース、OS、ハードウェアを新機能に対応するものに入れ替える作業である。両拠点のMMSを同時に停止して実施することにより、作業リスクを低減する。
| 拠点 | 運転モード | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
|---|---|---|---|---|---|
| メイン拠点 | 運用系 | 現行仕様 | 現行仕様 | 3月15日システム切替 | 新たな取引規程に基づく新仕様 |
| バックアップ拠点 | 試験系 | 1月16日システム切替 | 現行仕様 | 運用試験準備 | 新たな取引規程に基づく新仕様 |
昨年度のシステム切替では、新機能のインストールに時間がかかり、予定よりも遅延が発生した。振り返り結果を基に以下の再発防止策が実施予定である。
| 振り返り事項 | 再発防止策 |
|---|---|
| 新機能のインストールに時間がかかった | 作業時間の確保 |
| 作業の遅延不調に対する対応策が不十分 | リトライ方法の事前検討と整備 |
| 作業中止の判断基準が不明確 | 作業不調時の対処方針を事前に明確化 |
| 作業不調時に切戻す影響を業者に説明できなかった | 早い段階からの周知や切替方法の検討 |
システム切替中に作業不調が発生した場合の対応方法を事業者に依頼する。以下の業務内容に対する手続きの代替手段を示す。
| 業務内容 | 提出期限 | 対応方法 |
|---|---|---|
| 事前審査データの取得・登録 | 随時 | 作業時間を避けて実施 |
| アセスメント用データの提出 | 着前までに | システム外で提出(電話またはメール) |
| 調整単価の提出 | 事前に変更登録(3月15日まで) | メール等で登録 |
2023年度の需給調整市場システムの切替に向けた準備が進行中である。利害関係者に対する影響を考慮し、効率的なシステム切替が目指されている。事業者には周知徹底と対応依頼が行われ、円滑な移行を図ることが期待される。市場運営者は、MMSの障害時にも市場を停止させないことを第一に考え、事業継続に向けたコンティンジェンシー対応の習熟を進める必要がある。引き続き、安定的な市場取引と透明性・公平性の高い市場運営の実現に努めることが求められる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2023年度市場取引開始に向けた 需給調整市場システムのシステム切替について【報告】」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/index.html#jukyuchousei)をもとに当社作成
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