本資料は、第79回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会において、電力需要の想定方法について議論するために作成されたものである。特に、コロナ影響や自家消費の変化に伴う需要の見直しが重要な検討事項とされている。
電力需要想定に関する検討は、以下の3項目に焦点を当てて進められている。
今回の検討では、夏季(8月)のロードカーブも確認され、在宅率の高まりを受けて家庭用のロードカーブに変化が見られていることが明らかにされた。
前回の委員会(10/19)では、コロナ影響による家庭用のローディングカーブの変化が確認され、特に高需要期におけるH3需要想定について日負荷率を用いた手法が必要とされた。
今回の検討における主な想定誤差要因は以下のとおりである。
| 検討月 | 主な想定誤差要因 | 検討事項 |
|---|---|---|
| 前回(10月) | - 負荷率ロードカーブの想定に用いる指標 - H3日/月間電力量比率 | - コロナ影響による行動変化を用途別に評価 |
| 今回(11月) | - 太陽光の自家消費影響 - 気温感応度 | - 太陽光設置の有無での需要変化評価 |
2021年度冬季において、東京電力管内の最大需要が想定を上回った事例が確認されている。
このように、需給検証においては過去の想定を上回る最大需要が続いており、社会経済構造や天候といった構造的要因が影響している。
今後の電力需要想定に向けた進め方として、以下が提案されている。
これにより、日負荷率などの指標を通じて需要想定の精度向上を図ることが期待される。
太陽光自家消費による電力需要への影響は以下のポイントが重要である。
2022年8月15時の太陽光自家消費影響は全国で約41万kWと見込まれ、今後も引き続き各エリアでの分析が求められている。
| エリア (本店所在地) | H3需要発生時の気象状況 | 厳気象時の気象状況 |
|---|---|---|
| 北海道 (札幌市) | 晴が多く高気温 | 太平洋高気圧の強まり晴高気温が継続 |
| 東北 (仙台市) | 日本海側でフェーン現象晴高気温が継続 | |
| 東京 (東京) | 太平洋高気圧の強まり薄雲高気温が継続 | |
| 中部 (名古屋市) | 太平洋高気圧の強まり晴高気温が継続 | |
| 九州 (福岡市) | 太平洋高気圧の強まり晴高気温が継続 |
| エリア (本店所在地) | H3需要発生時の気象状況 | 厳気象時の気象状況 |
|---|---|---|
| 北海道 (札幌市) | 雪が多く低気温 | 非常に強い寒気の流入雪低気温が継続 |
| 東北 (仙台市) | 雪曇が多く低気温 | 強い冬型の気圧配置雪低気温が継続 |
| 東京 (東京) | 雨曇が多く低気温 | 本州南岸を低気圧通過雪低気温が継続 |
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「電力需給想定の在り方に係る検討について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/index.html)をもとに当社作成
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