本資料は、第79回調整力及び需給バランス評価等に関する委員会において、**確率論的必要供給予備力算定手法(EUE算定)**における課題と、その結果を報告することを目的としている。特に、連系線の運用容量減少に関連する問題について考察されている。
本委員会での主な検討事項は以下の通りである。
| 供給信頼度における検討事項 | EUE算定における現状整理 |
|---|---|
| ① | 夏季・冬季のみ厳気象対応と稀頻度リスク対応を考慮 |
| ② | 年間計画停止可能量1.9ヶ月を確保するための追加設備量を算定 |
| ③ | 計画外停止率は3年周期で見直し |
| ④ | 計画外停止等は織り込まず健全な状態として算定 |
連系線の運用容量減少に関する分析結果は以下に示される。
全連系線合計で運用容量が3%程度減少することが示唆されている。
| 区間 | 平日昼間 | 平日夜間 | 休日昼間 | 休日夜間 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道_東北 | 8.4% | 6.3% | 4.7% | 4.6% |
| 東北_東京 | 2.1% | 2.3% | 2.2% | 2.6% |
| 中部_関西 | 0.9% | 0.8% | 0.1% | 0.0% |
実需給に向けて、運用容量が約1%増加する傾向が見られた。
| 区間 | 平日昼間 | 平日夜間 | 休日昼間 | 休日夜間 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道_東北 | -12.8% | -11.3% | -12.5% | -10.7% |
| 東北_東京 | 4.7% | 4.7% | 4.6% | 4.5% |
現手法から実需給への変更により、全連系線合計で約2%の運用容量減少が確認された。
| 地域 | 平日昼間 | 平日夜間 | 休日昼間 | 休日夜間 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道_東北 | -3.2% | -4.2% | -7.1% | -5.5% |
| 中部_北陸 | -44.3% | -19.9% | -12.8% | -14.1% |
連系線の計画外停止や運用容量の減少が供給信頼度評価に及ぼす影響が大きく、現行の評価手法ではそのリスクを十分に反映できていない可能性がある。このため、需給ひっ迫のリスクが高まることが懸念される。
委員会は、本議論を踏まえ、今後の供給信頼度評価の手法の見直しや連系線の運用に関する実務に反映させるための具体的な取組を進める必要がある。これにより、持続的な電力供給の確保に寄与することを目的としている。
本報告書において示された分析結果は、需給バランスや必要供給力の算定において重要な指針となる。今後の計画策定においては、特に連系線の運用容量減少に伴う影響を十分に考慮する必要がある。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「確率論的必要供給予備力算定手法(EUE算定)における諸課題の検討について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/index.html)をもとに当社作成
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