本資料は、運用容量算出における課題を検討したものであり、平成28年12月16日に行われた第4回運用容量検討会において発表された。電力広域の運営推進機関であるOCCTOによって作成された。
今年度の運用容量算出に関する主要な課題とその進捗状況を以下に示す。
| 項目 | 今年度の課題 | 6月 | 9月 | 12月 | 3月 | 今回の整理 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 周波数低下限度幅 | 周波数変動幅の織り込み方について検討 | 自家発再エネ連系量の調査 | 発電機量と周波数低下幅の確認 | 周波数変動幅の織込み方整理 | 完了 | |
| 系統特性定数の確認 | シミュレーション条件等を確認した上で想定方法を検討 | 中西地域シミュレーション調査 | 東北エリアの定数算出方法検討 | 次年度検討 | 次年度検討 | 継続検討(次年度) |
| EPPSの考慮 | 動作条件により2段3段は動作しない可能性がある | 調整及び需給バランス評価 | 現状のEPPSの整理の考え方確認 | 検討方の整理 | 継続検討(次年度) |
周波数低下幅を把握するための進め方は以下の通りである。
周波数低下幅については、以下の条件で試算が行われた。
以下の表は、周波数と発電機脱落量の関係を示す。
| 周波数 (Hz) | 解列する発電設備量累積 (万kW) | 電源脱落量 (万kW) 100%出力 | 50%出力 | 20%出力 |
|---|---|---|---|---|
| 58.8 | 810.8 | 810.8 | 405.4 | 162.1 |
| 58.5 | 1287.5 | 1287.5 | 643.7 | 257.5 |
| 58.2 | 1327.8 | 1327.8 | 663.9 | 265.5 |
以下のスケジュールで、今後の検討が進められる。
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 6月 | 各エリアの自家発の調査 |
| 9月 (検討会) | 周波数低下幅の影響評価 |
| 12月 (検討会) | 取りまとめ及び今後の進め方検討 |
OCCTOは、運用容量算出における周波数低下幅や系統特性等の課題を中心に、継続的な検討を実施しており、今後も引き続き必要な調査を行っていくこととされている。大規模停電のリスクを回避するため、周波数の10.0Hzの変動を考慮した限度幅の設定が行われる予定である。
以下の条件でシミュレーションを行い、発電機内部位相角を比較した。
| 断面 | 発電機台数 | 発電機出力[万kW] | PV出力[万kW] | 揚水台数 | 揚水出力[万kW] |
|---|---|---|---|---|---|
| 夜間帯 | 15 | 610 | 0 | 0 | 0 |
| 昼間帯 | 9 | 446 | 339 | 6 | 175 |
運用容量 ( = ) 無制御潮流 ( + ) 電源制限対象分
本資料では、運用容量算出に関連する周波数低下幅や同期安定性、中国九州間連系線の熱容量などについて詳細に説明した。今後は、次年度に向けた検討を進める必要がある。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「運用容量算出における課題の検討について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/unyouyouryou/index.html)をもとに当社作成
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