三次調整力②(以下、三次②)の余剰分を時間前市場へ売り入札するため、当面は一般送配電事業者を入札主体の主軸とし、領域aを対象に、主に手作業での実施を検討する提案である。領域aは、3時間単位で調達しているために実需給では使わない調整力であり、2025年度に調達単位を30分へ短縮した場合に不要となる部分に相当する。早期実施を目指すが、入札開始時期や運用方法は確定していない。
| 案 | 運用と利点 | 課題・状態 |
|---|---|---|
| 案1:電源を特定 | 約定電源を供給力として発動し、調整力とは分けて扱う。インバランス料金をより精緻に算定できる。 | 電源差替え先の特定や調整力MOLから約定量を除く処理が必要で、運用が複雑。システム構築が必要と整理されている。 |
| 案2:電源を特定しない | 約定分を調整力と供給力に分けず発動する。差替え電源の特定やMOLからの除外が不要で、手作業での対応が比較的容易。 | 両者が混在し、インバランス料金に影響する可能性がある。BGが経済合理的に応札すれば影響がなくなる場合も想定されるが、検証が必要。 |
資料はどちらの案も決定していない。早期実施のしやすさでは案2、価格の透明性やインバランス料金への影響の抑制では案1が利点とされ、実務対応の可否と料金への影響を関係機関と検討したうえで決めるとしている。
業務フローや簡易ツールなど、準備可能な部分は2023年度早期の開始を念頭に整える。ただし、これは目標を置いた準備方針であり、開始時期の確定ではない。残る論点を資源エネルギー庁や電力・ガス取引監視等委員会と整理し、領域aの開始時期を改めて示す。領域b・cの供出、入札価格、入札・札下げのタイミング、対象ブロック、約定電源の発動方法は継続検討事項である。将来は領域a~cを対象とするシステム対応を目指す一方、2025年度には三次②の30分単位化が予定されており、それまでの早期実施が検討の背景にある。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「三次調整力②の時間前市場への売り入札について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/jukyuchousei/)をもとに当社作成
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