この資料は、第75回広域系統整備委員会において、北海道から東北・東京エリアに向けたHVDC (高圧直流送電) 2 GWの新設に関する系統影響評価を行うものである。特に、北海道地内系統の安定性に関する技術的な評価結果を報告するものである。
評価は以下の視点から行われた。
| 影響評価視点 | 想定事象 | 系統影響 |
|---|---|---|
| 系統周波数 | HVDCの脱落、地内交流系統事故 | 周波数変動、電圧不安定 |
| 短絡容量 | 電源低稼働時の短絡容量不足 | インバータの動作不安定 |
HVDC脱落事故
地内交流系統事故
| 地点 | 平常時 | 石狩湾1G停止 | 苫東厚真サイト停止 |
|---|---|---|---|
| 道北A | 2.19 | 2.05 | 2.12 |
| 道北B | 3.54 | 3.15 | 3.33 |
| 道央A | 4.81 | 3.68 | 4.24 |
| 道央B | 45.51 | 38.01 | 40.84 |
| 道南A | 5.47 | 4.71 | 4.99 |
| 道南B | 3.14 | 2.81 | 2.94 |
本資料は、HVDCの新設および系統影響評価に関する詳細な技術的検討結果を報告し、北海道電力系統の安定性向上に向けた具体的な対応策を示すものである。今後の検討事項も明確にし、さらなる系統安定性の確保に向けた取り組みが求められる。
この資料では、再生可能エネルギー(再エネ)およびHVDC(高圧直流送電)の動作特性に関するシミュレーション設定について説明されている。
周波数ランプ変化に対するPCS動作特性
周波数変化量のモデル設定
電圧FRT特性
出力復帰動作の設定は以下のとおりである:
HVDC脱落時の動作設定
無効電力制御の設定
以下のような事例をシミュレーションした結果が得られた。
| 事故想定 | HVDC脱落 |
|---|---|
| HVDC送電量 | 2GW |
| 需要断面 | 軽負荷 |
| 特高PCS停止 | あり |
事故により以下のような動作が確認された:
| 事故想定 | 地内事故 |
|---|---|
| HVDC送電量 | 2GW |
| 需要断面 | ミドル |
| 特高PCS停止 | 動作ロック |
事故中の動作として以下が確認された:
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「北海道への大容量HVDCおよび洋上風力等の連系による系統影響評価」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/kouikikeitouseibi/index.html)をもとに当社作成
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