本資料は、第29回広域系統整備委員会における「効率的なアクセス業務の在り方」についての議論を記録したものである。この委員会は、日本における電力の系統運営を管理・調整する機関であるOCCTOが主催している。
資料では、以下の点について議論されている。
| 目的 | 回答者数 | 件数 |
|---|---|---|
| 空容量のある系統への連系促進 | 108 | 169 |
| 効率的な系統連系の実現 | 99 | 135 |
| 合計 | 122 | 304 |
現行の系統アクセス業務に関する以下の課題が特定されている。
この努力の一環として、以下の点が挙げられている。
| 改善要望 | 数 |
|---|---|
| 情報の更新 | 6 |
| 情報の追加 | 20 |
| 将来の予見性確保に関する情報 | 9 |
| 使い方・利便性向上 | 9 |
| 合計 | 44 |
今後は、上記の検討事項や取りまとめた課題に基づき、具体的な対策を講じていく方針が示されている。特に、効率的な系統連系を実現するためのアプローチに関しては、定期的な進捗確認と調整が行われる見込みである。
| 対象 | 評価 |
|---|---|
| 系統連系希望者 | - ハイブリッド方式導入に賛成 - 定期検討による待ち時間が長く、事業性判断が遅れる懸念がある。 - 随時検討での事業性判断が迅速になる。 |
| 一般送配電事業者 | - 定期検討による申込みから回答までの長期化が懸念される。 - 滞後の高額工事費発生リスクがある。 - 随時検討での回答が比較的早く、効率的な設備形成が期待できる。 |
ハイブリッド方式には以下の課題が挙げられている。
ハイブリッド方式には肯定的意見があるものの、課題も多く残されているため、詳細な検討を続ける必要がある。
接続検討が必要な工事が発生する場合、高額となる可能性があり、検討項目が多岐にわたるため期間が長期化するリスクがある。特に、系統連系希望者の接続検討の長期化が他者に影響を与える恐れがある。
これらの課題に対応するため、効率的な設備形成を目指し、検討プロセスの改善を図ることが提案されている。
PJMおよび送電線所有者は、電力設備に関する検討を行い、その結果を基に必要な仕様書や図面を作成する。この過程は「ファシリティスタディ」と呼ばれ、以下の書類に内容がまとめられる。
ファシリティスタディ要約書:
ファシリティスタディ結果書:
申込事業者は、検討結果を受領後60日以内に系統連系サービス契約および系統連系工事サービス契約の締結を行う必要がある。締結が行われなければ辞退扱いとなる。
ファシリティスタディに伴うデポジットは、以下のように電源規模ごとに異なる。
| 電源規模 (MW) | デポジット (万円) |
|---|---|
| 20 | 1100以上 |
| 220 | 550 |
| 2 | 165 |
※料金は1ドル110円に基づいて計算されている。
検討項目ごとの必要書類は以下の通りである。
| 検討項目 | 必要書類等 |
|---|---|
| 不備審査 フィジビリティスタディ | フィジビリティスタディ契約書、系統連系申請書、土地の契約書、デポジット |
| システムインパクトスタディ | システムインパクトスタディ契約書、デポジット |
| ファシリティスタディ | ファシリティスタディ契約書、デポジット |
PJMでは、接続検討の内容を公開しており、申込期間ごとの電源の最大出力や燃種といった情報がまとめられている。これにより、申込者は他電源の検討状況や連系順位を確認することができる。
以下はPJMにおける検討スキームの特徴である。
PJMにおけるスケジュール案としては、以下のような活動が予定されている。
公開情報の充実
系統アクセス業務
このようにして、現行ルールからの見直しや業務規程、約款等の確認・調整が行われる予定である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「効率的なアクセス業務の在り方について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/kouikikeitouseibi/index.html)をもとに当社作成
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