本資料は、第50回需給調整市場検討小委員会および第66回調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会における「変動性再エネの調整機能の活用」についての整理を目的とする。今後の変動性再エネの調整機能について、技術面と制度面の両方から検討し、関係者に議論を求めるものである。
変動性再生可能エネルギー(以下「変動性再エネ」という)の分類は以下の通りである。
FIT電源(固定価格買取制度)
FIP電源(固定価格の補助金と市場連動)
予測誤差や時間単位変動の増加が想定され、この結果調整力必要量が増加することが予測される。
以下の表は、異なるリソース種別における調整力としての供出の特徴を示す。
| リソース種別 | 調整力として供出できる量 | 調整力としての応動機能 |
|---|---|---|
| 安定電源(火力・水力等) | 発電計画値まで安定供出可能 | 調整力指令への応動には遅延や誤差がある |
| 変動性再エネ(太陽光・風力) | 天候によって変動 | インバータにより精緻に制御可能 |
| 変動性再エネ + 蓄電池 | 蓄電池で天候の影響を補う | インバータで精緻に制御可能 |
取引される商品ごとに異なる周波数変動を引き起こし、指令方法や応動時間、継続時間を区分して要件を定めている。
| 英呼称 | 一次調整力 | 二次調整力① | 二次調整力② | 三次調整力① | 三次調整力② |
|---|---|---|---|---|---|
| 指令制御 | オフライン自端制御 | オンラインLFC信号 | オンラインEDC信号 | オンラインEDC信号 | オンライン |
| 監視 | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン |
| 回線 | 専用線のみ | 専用線のみ | 専用線のみ | 専用線または簡易指令系統 | 専用線または簡易指令系統 |
| 入札時間単位 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 |
| 応札時間 | 10秒以内 | 5分以内 | 5分以内 | 15分以内 | 45分以内 |
| 継続時間 | 5分以上 | 30分以上 | 30分以上 | 3時間 | 3時間 |
需給調整市場への参入には以下の課題が存在する。
将来的な変動性再エネの導入が進む中で、調整力の必要量が増加すると想定される。これを踏まえ、変動性再エネの調整機能の的確な活用が求められる。制度面や技術開発に関する検討と実施が今後の鍵となる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「変動性再エネの調整機能の活用について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/index.html#jukyuchousei)をもとに当社作成
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