本資料は、第10回「容量市場の在り方等に関する検討会」において議論された、需要曲線および約定処理の方法に関する内容をまとめたものである。資料は平成30年4月12日に作成され、資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関が共同で事務局を担当している。
議論の要点:
需要曲線の設定については意見が分かれており、全国市場としての設定の必要性についても多様な見解があった。また、約定処理や市場分断方法についても並行して議論された。
約定処理の流れは以下の通りである。
具体的なステップは以下の通りである。
外国の需要曲線には多様な考え方があり、以下は主なパラメータの比較表である。
| 地域 | 価格キャップ | 調達量 | 形状 |
|---|---|---|---|
| MISO Proposed Curve | 1.4 Net CONE | 99% | 直線 |
| ISO New England | 1.6 Net CONE | 98% | 凸型 |
| PJM Interconnection | 最大(1.5 Net CONE, 1 Gross CONE) | 99.8% | 凸型 |
| New York ISO | 1.5 Gross CONE | 62%-90% | 直線 |
本資料では容量市場における需要曲線の設定や約定処理に関する議論を中心に整理し、国内市場と外国市場のアプローチの違いを明示した。今後の議論において、これらの意見やデータをもとに具体的な方針を決定する必要がある。
| 地域 | 信頼度目標量 | 容量の幅 | 形状 | モデルプラント | 策定体制 |
|---|---|---|---|---|---|
| PJM | LOLEが10年に1度の予備力を設定、16%程度 | 価格キャップの容量はLOLEが5年に1度を基準 | 下に凸型 | CT | ブラトルグループが3年ごとにレビュー |
| 英国 | 将来の需給シナリオを基にLeast Worst Regret法で設定 | 標準的なCCGT2機分に相当の1.5GW | 不明 | CCGT | ナショナルグリッドがシナリオを決定し専門家委員会が検証 |
| 条件 | Price Average ($/MW-d) | Standard Deviation ($/MW-d) | Freq. at Cap (%) | Average LOLE (Ev/Yr) |
|---|---|---|---|---|
| Current Curve | $331 | $95 | 6% | 0.121 |
| Cap at 1-in-5, 1.5x | $331 | $107 | 12% | 0.096 |
| Scenario | Base Cost m | 51.0 GW | 52.8 GW | 53.8 GW | 55.6 GW |
|---|---|---|---|---|---|
| BC_WARM | £2,558 | 0 | 40 | 82 | 167 |
| BC | £2,651 | 83 | 0 | 13 | 78 |
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「需要曲線および約定処理の方法について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/index.html)をもとに当社作成
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