この資料は、電源起動・出力配分ロジックに関する技術検証(検証A)の進捗報告を目的とする。進捗報告は2024年4月19日に行われ、資源エネルギー庁および電力広域的運営推進機関が関与している。
第2回本検討会(2023年9月20日)
その後の会議
以下は、検証項目とその進捗状況を示した表である。
| 検証項目 | 検討状況 |
|---|---|
| 基本ロジックの構築 | 小規模系統モデルで動作検証を実施済み、今後収束性向上の取り組みを予定 |
| 買い入札を考慮したSCUC・SCEDロジック | エリア単位で動作検証済み、今後ノード単位の検証に取り組む予定 |
| 週間運用電源起動の意思決定揚水最適化を可能にするロジック | 週間計画の実態調査と取り扱い整理を進行中 |
| kWh・ΔkW同時最適ロジックの実装検証 | 現在の調整力の定義に基づいたロジック・動作確認を実施済み |
| セルフスケジュール電源の経済差替えの模擬・検証 | 小規模系統モデルで模擬・動作検証を完了 |
| 系統制約の取扱い | 厳密なロジック制約条件に対する対応は困難と見込まれ、調整力の再定義等に向けて深掘り予定 |
| 起動費等が回収可能な価格算定ロジックの検討 | 現在調査中 |
以下は、主なポイントである。
常時潮流変動分(フリンジ量)は以下の方法で設定される。
各地域間連系線の実績3σ値と設定値は以下の通りである。
| 地域間連系線 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 今回の設定値 | 前回の値参考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東北東京間連系線 | 19.5 | 19.7 | 30.3 | 33.9 | 29.0 | 34 | 34 |
| 中部関西間連系線 | 23.4 | 23.9 | 27.1 | 33.7 | 33.6 | 34 | 34 |
| 北陸関西間連系線 | 9.2 | 9.1 | 10.7 | 11.2 | 12.4 | 13 | 12 |
| 関西中四国間連系線 | 28.3 | 29.8 | 29.7 | 30.9 | 32.3 | 33 | 31 |
| 中国四国間連系線 | 8.7 | 9.9 | 11.9 | 11.5 | 13.8 | 14 | 12 |
| 中国九州間連系線 | 20.9 | 21.2 | 21.4 | 21.4 | 22.1 | 23 | 22 |
フリンジ設定方法の改善と、技術検証会での議論を踏まえたフリンジの対応策の検討が必要とされる。具体的なマージン設定の方法論について深掘り検討を行う予定である。
技術検証(検証A)は、同時市場における電源起動・出力配分ロジックの妥当性を確認するための重要なプロセスであり、引き続き関連する課題や進捗状況を整理しつつ検討を進めていく必要がある。また、フリンジ設定に関する検討や経済差替に関する議論も進行中であり、効率的なエネルギー供給構造の実現に向けた具体的な対策が求められている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「電源起動・出力配分ロジックの技術検証(検証A) の進捗報告について」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/doji_shijo_kento/index.html)をもとに当社作成
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