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電力広域的運営推進委員会 ・ 将来の電力需給シナリオに関する検討会

第2回 将来の電力需給シナリオに関する検討会

公開資料 4 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

2050年需要の暫定試算と複数シナリオの検討手順を示した。

この回で示されたこと

  • 資料1は、使用端需要を2021年度924TWhから2050年度1,017TWhへ増加すると暫定試算した。内訳の主な変動要因は省エネ−175TWh、電化+138TWh、データセンター+73TWh、水素製造+65TWhである。資料2
  • 資料1は、2050年度の電化需要を138TWhとし、運輸部門を81TWh(乗用車37TWh、貨物40TWh)と想定した。乗用車の2050年度販売比率は電気自動車60%、プラグインハイブリッド15%などと置いた。資料2
  • 資料1は、データセンター需要を効率改善等を織り込むケースで2050年度93TWh、効率改善を織り込まない最大電力ケースで190TWhと試算した。水素製造は65TWh、DACは2.5TWhとする前提を示した。資料2
  • 資料2のDNE21+分析は、2050年の最終電力需要について「広範なるイノベ」約1,370TWh、「再エネ100%」約750TWhなどのシナリオ差を示した。系統外需要も含む発電電力量は約1,100~1,600TWhの試算である。資料1
  • 資料3は、3社の見通しを出発点に各社がHigh/Mid/Lowを設定し、要素ごとの幅や相互関係を踏まえて需要シナリオを組み立てる進め方を示した。2023年度は基礎的需要・省エネ・電化を先行検討し、第4回検討会で全体像を報告する予定である。資料3
  • 資料4のTIMES試算は、エネルギー自給率の条件に応じ、2050年電力需要を約1,200~1,800TWhとした。自給率条件は低位が制約なし、中位が40%以上、高位が60%以上であり、高いケースほど国内水素製造・電化が進む想定である。資料4

前回からの変化

  • 前回は需要・供給力の複数前提を組み合わせる検討方針が示されたが、今回は需要側について2021年度924TWhから2050年度1,017TWhへの暫定試算や、需要要素別の数値が提示された。資料2
  • 前回は技術検討会社の想定を海外事例と比較する進め方が示された。今回はDNE21+とTIMESによる複数の需要見通しが提示され、モデル前提や対象範囲の留意点も説明された。資料1資料4
  • 前回は作業会・検討会でシナリオを検討する方針であった。今回は3社のHigh/Mid/Lowを起点とし、要素別の幅を組み合わせる需要シナリオ策定手順と、2023年度の検討順序が示された。資料3

今後の予定・残った論点

  • 資料1の暫定試算は今後、不確実性を踏まえて各変動要素の幅を含めて精緻化する予定である。資料2
  • 資料3は2023年度に産業構造変化や新技術を続けて扱い、第4回検討会で需要シナリオの全体像を報告する予定である。資料3
  • 資料4はデータセンター・半導体工場などの産業構造変化や需要の価格弾力性を今後詳細に検討する課題として挙げた。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    2050年に向けた日本の電力需要の見通し

    - RITEのモデル試算では、多くのシナリオで最終電力需要は2050年までに15~20%程度増え、発電電力量は約1,100~1,600TWhとなる見通しである。 - 再エネ100%ケースでは電力価格上昇により電化が抑制され、2050年の最終電力需要は約750TWhとなる一方、広範なるイノベケースでは約1,370TWhとなる。 - データセンター需要やサーキュラー経済、産業移転による影響には大きな不確実性があり、素材産業の生産減に伴う電力需要低下は年5~10TWh程度との試算である。 - 数値はSSP2等のモデル前提によるシナリオ試算であり、決定値ではなく、設備容量不足もこのモデルだけでは判定できない。

  2. 2

    2050年度までの長期電力需要想定:暫定試算結果

    - 資料は自家消費を含む使用端電力需要の暫定試算で、2050年度は1,017TWhと2021年度の924TWhから93TWh増える想定である。 - 省エネで175TWh減る一方、電化で138TWh、データセンターで73TWh、水素製造で65TWh、DACで3TWh増える試算である。 - 経済は2040年代からマイナス成長局面に入る前提だが、輸出を担う機械系産業の伸長により、2050年度の経済規模は足元を上回る想定である。 - 数値は確定値ではなく、今後不確実性を踏まえて精緻化する予定であり、カーボンニュートラルへの取り組み強化で電化需要が試算を上回る可能性がある。

  3. 3

    需要検討の進め方について

    - 2040・2050年の需要想定は確定値ではなく、技術検討会社の幅ある見通しを事務局・作業会・検討会で検証、見直しする段階である。 - 基礎的需要に省エネ、電化、産業構造、自家発、新技術の変化を組み合わせ、多様な需要シナリオを作る方針である。 - 既存見通しは、供給計画が需要減、広域系統マスタープランが電化・脱炭素技術による需要増を想定しており、前提に差がある。 - 産業・地域動向、海外事例の国内適用、kWhとkWのバランス等は今後の検討課題であり、資料時点で結論は確定していない。

  4. 4

    将来の電力需給シナリオに関する技術検討

    - 2050年CNを前提とした試算では、電力需要は自給率シナリオに応じて約1,200~1,800 TWhの範囲となった。<br>- 需要増加の主因は水素製造であり、自給率が高いほど国内水素製造と各部門の電化が進む試算である。<br>- 自給率高位ケースでは海外水素輸入と火力を抑え、国内再エネを増やす一方、CCSによるCO₂貯留量が減少する。<br>- GDP・人口、産業構造、自家発、省エネやデータセンター等による需要変化は今回の分析対象外であり、今後の検討課題である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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