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経済産業省 ・ 同時市場の在り方等に関する検討会

第16回 同時市場の在り方等に関する検討会

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この回のダイジェスト

第16回は、検証Bの二つの運用案と調整力精算案、DER・再エネ入札案を提示した。

この回で示されたこと

  • 約定電源と価格の相互関係について、青色・黄色ロジックの整合を図る案①(緑色SCUCで再配分・価格算定)と案②(差分をΔkW-Ⅰとして取引し、価格と電源態勢を別々に決定)を候補として示した。いずれも採用は未決定である。資料1
  • 案②では、ΔkW-Ⅰの正負双方をkWh取引として扱う考え方を示した。黄色ロジックによる電源差替は次の時間帯の同時市場に反映する案だが、反映時点や停止を伴う差替の扱いは継続検討とした。資料1
  • 調整力の一次(GF)・二次(LFC)に、応動の速さや頻度を評価する「パフォーマンス価値」を設ける案を提示した。評価・支払方法は複数案があり、制度決定ではない。資料2
  • 調整力kWhとインバランスを、各5分コマの限界的kWh価格(シャドウプライス)でシングルプライス精算する基本案を検討した。30分のインバランス料金は5分価格の加重平均とする案であり、費用の取り漏れをUpliftで補う可能性も示した。資料2
  • DER・DRについて、入札項目の簡素化、DRの市場選択、下げDRの売り・買いの選択、アグリゲーション範囲や最低入札量の設計案を示した。ベースライン統一、BTM情報共有、ローカル系統混雑との協調は引き続き検討する。資料3
  • 変動性再エネは火力と同様のThree-Part情報等を登録し、FIT電源①・③は買取義務者によるエリア入札、FIP電源等は事業者の予測出力入札とする案を示した。FIT電源①の更新インセンティブやインバランス精算は未決である。資料4

前回からの変化

  • 検証Bでは、約定電源と価格の相互関係について、前回の地内混雑時の価格算定検証に加え、青色・黄色ロジックを整合させる具体的な案①・案②とケーススタディを提示した。資料1
  • 前回は変動性再エネの入札・計画更新案が示された。今回は対象をFIT電源①・③とFIP電源等に分けた入札・更新案を示し、オフサイトPPAを相対契約が紐付く電源として扱う案も加えた。資料4

今後の予定・残った論点

  • 案①の混雑時の収束性・計算時間、案②のΔkW-Ⅰの取引・精算と補填、電源差替の反映時点を技術検証も含めて詰める。資料1
  • パフォーマンス価値の評価・支払方法、Upliftの回収・負担を検討する。資料2
  • DERの入札情報・アグリゲーション、DRのベースライン、BTM情報共有、ローカル混雑との協調を継続検討する。資料3

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    市場価格算定方法(検証B)に関する進捗報告について(約定電源と約定価格の相互関係性)

    - 青色ロジックはTSO想定需要に基づく電源起動、黄色ロジックは小売入札需要に基づく価格算定を担い、両者とBG計画の整合が検討課題である。 - 案①は青色の電源態勢を前提に緑色ロジックを追加計算する案であるが、混雑時の収束性と計算時間が課題である。 - 案②は青黄のkWh差分を取引上のΔkW-Ⅰとして反対売買で処理する案であり、試算では費用負担の流れが概ね整合的とされたが、増分電源の価値補填などは未確定である。 - 両案の優劣・採否は決まっておらず、混雑時の処理、ΔkW-Ⅰの精算、電源差替の反映時点を今後技術検証する提案である。

  2. 2

    市場価格算定方法(検証B)に関する進捗報告について:調整力ΔkW・kWhの精算

    - ΔkWでは、時間内変動に対応する一次(GF)・二次(LFC)を対象に、応動性をマイレージで評価する「パフォーマンス価値」の導入案が示されたが、評価方法と支払い方法は未決定である。 - 同時市場の調整力kWhは、Three-Part情報に基づくシングルプライスを基本案として検証し、上げ下げ混在を含む試算で大きな精算上の問題は確認されなかった。 - 30分のインバランス料金は、各5分のシャドウプライスの加重平均とする案であり、一部電源の費用取り漏れにはUpliftによる補填が考えられる。 - 今後、パフォーマンス価値の具体設計、Upliftの扱い、地内混雑時の価格などを引き続き検討する。

  3. 3

    同時市場における特殊なリソース(DER)の取扱いについて

    - 同時市場におけるDER・DRの扱いを海外事例と照らして整理した資料であり、示された方向性は制度決定ではなく検討案である。 - DERの入札項目は従来電源に準じつつ入力負担を軽減し、DRはkWh・ΔkWのどちらに入札するか指定可能とする案が示された。下げDRは売り・買いを選択、上げDRは買い入札とする案である。 - kWhとΔkWでベースラインが異なると同時供出時の評価に課題があるため、当面は一方の市場のみへの供出を選べる案とし、両市場への供出は継続検討である。 - BTM情報の共有、DERのアグリゲーション範囲、ローカル系統混雑と同時市場の協調も未決であり、関連審議会等と連携して検討を続ける。

  4. 4

    同時市場の制度に関する論点について③(入札・電源運用、約定)

    - 変動性再エネは、原則として火力と同様の電源情報を登録し、予測出力を入札・更新する案である;FIT電源①・③はエリア単位・最低価格での入札、FIP電源等は入札単位や費用項目の選択を想定する。 - オフサイトのコーポレートPPAは相対契約が紐付く自己計画電源として扱い、需給・系統制約による出力制御の対象とする案である;再エネの制御は火力調整後も下げ調整力等が不足する場合となる。 - 小売入札需要とTSO想定需要の扱いは、入札需要で再配分する案①と、入札需要で価格算定・TSO需要で電源態勢を決める案②を併記し、どちらも採用可能案として検討継続であり、決定はされていない。 - 両案とも安定供給、約定と実運用・計画の整合、追加起動電源の適切な価格認識を満たすことを重視し、小売の前日買い入札を適切に促す仕組みも検討課題である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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