この回のダイジェスト
意見募集結果を報告し、2021年度の市場システム開発方針と未確定事項を整理した。
この回で示されたこと
- 2018年4月27日~5月14日の意見募集には25事業者から170件が寄せられ、商品要件が107件で最多だった。提案の採否や仕様への反映は未確定である。資料1
- 2021年度は電源Ⅰ・Ⅱおよび三次調整力②のkWh単価を週間登録・変更とし、前日・当日への変更機能は将来拡張に備えてシステム上ロックする案が示された。資料2
- 調達システムは2021年度に三次調整力②の前日調達から開始し、マルチプライス・9エリアを対象とする方針案である。基本2商品区分に18区分の予備領域を設け、最大20区分に対応する。資料3資料4
- 需給調整市場システムは2021年4月の運用開始を目標とし、東京電力パワーグリッドと中部電力が一般送配電事業者10社を代表して共通プラットフォームを開発する。発注仕様の検討は2018年6月末までの計画である。資料4
- 広域需給調整システム(運用)は中部・関西の2社間で30分演算周期から試験運用を始め、実績確認後に北陸を加える計画である。2020年度上期までに15分演算周期へ拡大する予定だが、9社運用の具体的時期は未確定である。資料5
- 2020年4月に広域需給調整システムの運用開始、2021年度に三次調整力②の前日広域調達による市場開設を目指す方向性が示された。商品要件、精算詳細、kWh単価の変更期限などは引き続き検討事項である。資料6
前回からの変化
- 意見募集は実施予定から結果報告に進み、25事業者・170件の提出実績と論点別件数が示された。意見を踏まえた制度変更・仕様決定はまだ示されていない。資料1
- kWh単価の登録・変更期限について、2021年度は週間登録とし、前日・当日変更は当面ロックする案が具体化した。期限の最終決定は未了である。資料2資料3
- 調達システムの初期仕様案は、商品区分を10区分とする前回の整理から、基本2区分と予備18区分の構成に具体化した。複合約定方式の採用案は6月に判断する予定で、確定していない。資料3
- 広域需給調整システム(運用)の開発体制・ベンダ選定状況と、2社から3社、さらに9社へ拡大する運用計画が進捗報告として示された。資料5
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
- 1
需給調整市場に関する意見募集の結果について
- 需給調整市場に関する意見募集で、25事業者から170件が寄せられ、商品の要件に関するものが107件で最多であった。 - 商品要件では最低入札量の引下げや専用線の代替、応動・継続時間、ブロック時間の見直しなど、参入障壁の低減を求める提案が目立った。 - 取引日程やDRの参入条件、沖縄エリア・グリッドコード・調整力公募からの移行なども論点となった。 - 意見は検討段階の提案・要望であり、採否や仕様への反映は未決定で、今後の検討を踏まえて対応を整理する。
- 2
需給調整市場における kWh単価の提出・変更期限について
- 2021年度は、電源Ⅰ・Ⅱおよび三次調整力②のkWh単価変更期限を週間とする案である。確定事項ではない。 - 前日・当日変更は実需給に近い状況を反映できる一方、単価引上げによるコスト増リスクや登録業務負担が課題である。 - 将来の前日・当日(GC前)変更に対応できるようシステムを構築し、当面は週間以降の変更機能をロックする案である。 - 中給システム改修までにコスト負担などを検討し、期限を見直すとしている。
- 3
需給調整市場システム(調達)の開発に向け整理が必要となる論点とシステムの拡張性・柔軟性での対応について
- 需給調整市場システムは、2021年度に前日調達の三次調整力②を扱う機能を優先して開発し、拡張性を備えて開発着手することが提案されている。 - 初期仕様は2商品区分(予備領域を含め最大20区分)、9エリア、マルチプライス方式であり、シングルプライスは対象外である。 - 三次②以外の商品は必要時にモジュール追加する案が第3回で議論されたが、採用案は複合約定ロジック等の検討状況を踏まえて6月に判断する。 - kWh単価の変更期限は週間計画策定時点とし、6月末までに確定する。拡張時にはデータ整合性試験の期間が必要で、他制度との調達方法には継続検討事項が残る。
- 4
需給調整市場システムの開発について
- 2021年4月の市場開設に向け、東京電力パワーグリッドと中部電力が一般送配電事業者10社を代表して調達システムを開発する方針である。 - 2021年度の調達対象は三次調整力②で、ΔkW価格順のマルチプライス約定と広域調達を想定する。 - 東京・中部の2拠点設置とモジュール化で、セキュリティを確保しつつ将来の対象拡大に備える。 - RFPでベンダを選定する方針であり、仕様確定に向けた検討は2018年6月末まで、広域化や約定方式の将来変更は未確定である。
- 5
広域需給調整システム(運用) の 開発に係る進捗報告
- 広域需給調整システム(運用)は調達システムに先行して開発することが了承済みで、中部電力・関西電力を代表会社とする9社共同体制で調達中である。 - 2018年5月時点では開発ベンダ選定手続き中で、メーカー見積仕様書の技術審査を進めている。 - 試験運用は中部・関西の2社間で30分演算周期から始め、実績確認後に北陸を加えた3社へ広げる計画である。 - 30分周期で運用を開始し、2020年度上期までに15分周期(三次調整力①相当)へ対象を拡大する予定だが、9社運用の具体的日程はメーカー決定後に検討する。
- 6
本小委員会の議論の方向性と今後の進め方
- 需給調整市場は2021年4月のシステム運用開始を目指し、2021年度に三次調整力②を前日から広域調達する方向である。 - 2020年4月には広域需給調整システムを先行運用し、その後、広域運用・調達の対象商品と地域を拡大する構想である。 - 入札は電源単位、ΔkWのメリットオーダー評価を基本とし、商品区分やブロック数の拡張に対応できるシステムを設計する。 - 精算の詳細や商品要件などは未確定であり、2018年6月末までの仕様確定と三次調整力②の優先検討が予定されている。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
需給調整市場検討小委員会
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