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電力広域的運営推進委員会 ・ 広域系統整備委員会

第43回 広域系統整備委員会

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この回のダイジェスト

第43回は、想定潮流の評価案と佐京系統の工事困難判定を示し、接続・安定供給の対応を継続検討とした。

この回で示されたこと

  • 想定潮流は、容量市場で期待される供給力による潮流と、メリットオーダーで稼働する電源・自然変動電源の実態出力による平常時潮流を評価し、大きい方を系統検討に用いる方向でガイドライン改定を検討する案が示された。運用開始は2020年度までを目標とする。資料2
  • FIT電源は現行の特例制度によりインバランスリスクを発電事業者が負わないため、ノンファーム接続のリスク負担と整合しない論点を国の審議会等で議論する整理が示された。資料2
  • 接続検討・相談328件中、工事費負担金の変更は46件(減額30件、増額16件)であった。負担金ありの173件中、5万円/kW以上は22件で、算定結果自体に問題があった案件はないと整理された。資料1
  • 佐京連系は「ノンファーム適用系統(工事困難)」とする方針が示された。数百万kW規模の新規電源には500kV線新設が必要であり、代替案の試算額は地中化約4,200億円、海底ケーブル約7,800億円である。資料3資料4
  • 佐京系統の接続対応として、長期間抑制を了承して接続量の上限を設けない案と、導入量に上限を設ける案が比較されたが、採用案は確定していない。ノンファーム導入状況に応じて、ルート停止時の影響軽減策も検討する方針である。資料3
  • 佐京系統の設備停止時の試算では、追加500万kW連系の場合、新佐原線2回線停止時の出力抑制は1,203時間、新京葉線2回線停止時は752時間(いずれも定検反映あり、10~11月の試算)とされた。資料4

前回からの変化

  • 佐京系統は前回、ノンファーム適用の判断が未了であったが、今回は「ノンファーム適用系統(工事困難)」とする方針が示された。地中化約4,200億円、海底ケーブル約7,800億円の試算も追加された。資料3資料4
  • 前回は作業中の長期間抑制を受け入れる方式や導入量上限方式を今後議論するとしていたが、今回は上限なし案と上限あり案の影響が比較された。どちらを採るかは未決定である。資料3

今後の予定・残った論点

  • 想定潮流の評価方法はガイドライン改定に向けて検討し、2020年度までの運用開始を目指す。資料2
  • ノンファーム接続の残課題と暫定接続を検討し、2023年度の実施を目指す。N-1電制の本格適用は2022年度中の開始を目指す。資料2
  • 基幹系統等の対策費が高額で将来的にも非合理と判断される場合、ノンファーム適用系統とすることを検討する。資料1
  • 佐京系統の接続量の扱いとルート停止時の影響軽減策を継続検討する。新佐原線・新京葉線の2020・2021年度停止計画は調整後、2020年2月頃に公表予定である。資料3資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    接続検討回答結果の調査について

    - 接続検討・相談328件中、負担金額の変更は46件(減額30件、増額16件)で、多くは制度変更や費用負担ガイドラインの解釈相違による見直しであった。意図的と判断された設計変更はなかった。 - 負担金のある接続検討173件のうち、5万円/kW以上の高額案件は22件であった。主因は電源線の長距離敷設、または系統増強費が一般負担上限を超えることである。 - 回答は標準3か月の机上検討が基本であり、後の協議・詳細検討で工事内容や負担金が変わる場合がある。疑義は広域機関の相談窓口で受け付ける。 - 系統情報の公表充実は実施済みで、アクセス検討プロセスの全系統線増強案件への適用は予定、ノンファーム適用系統の検討は進行中である。

  2. 2

    流通設備効率の向上に向けて

    - 想定潮流は、容量市場のkW価値に基づく評価Ⅰと、平常時の実態出力に基づく評価Ⅱを比べ、大きい方を採用する方向でガイドライン改定を検討する段階である。 - ノンファーム接続では系統制約による抑制のインバランスリスクを発電事業者が負う前提だが、FIT電源は特例制度上そのリスクを負わず、制度間の不整合がある。 - FIT電源の取扱いはFIT制度・インバランス制度に関わるため、国の審議会等で議論する整理である。 - 資料作成時点では、想定潮流の改定運用を2020年度まで、N-1電制本格適用を2022年度中、試行ノンファーム接続を2023年度に目指していた。

  3. 3

    佐京連系における「ノンファーム適用系統」に係る検討について

    - 佐京連系は、新佐原~新古河ルートの建設困難性と代替案の高コストを踏まえ、「ノンファーム適用系統(工事困難)」と整理する方針である。 - 佐京系統での接続対応は、作業時の長期間抑制を了承して導入量を制限しない案と、導入量に上限を設ける案が示され、採用案は未確定である。 - ノンファーム電源の増加により、N-2故障時の負荷遮断リスクが高まる傾向がシミュレーションで示された。 - 導入状況を踏まえ、定期評価やマスタープラン策定に合わせて運用容量やルート停止時の対策を検討する方針である。

  4. 4

    千葉方面の系統状況について

    - 佐京連系の500万kW送電に向けた比較では、一部地中化案(約4,200億円)と海底ケーブル案(約7,800億円)は、既提示の架空送電線増強案より経済性等で優位にならないと整理された。 - 新佐原線・新京葉線の改修では停止中に運用容量が低下し、試算上、2回線停止時は約540万~660万kWまで低下する;出力抑制時間は定期検査の調整で減るが、需要・電源条件により変わる。 - 塗装・部材取替は年約2か月の1回線停止を見込み、電線張替・鉄塔建替は今後2年間に工事がない見通しである;2019・2020年度の停止計画は各線30日間だが変更の可能性がある。 - 定期検査を設備停止時期に合わせる調整を継続し、発電事業者への停止情報提供に取り組む方針である;新佐原線故障時シミュレーションの結果数値は資料中に記載がない。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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