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電力広域的運営推進委員会 ・ 広域系統整備委員会

第31回 広域系統整備委員会

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この回のダイジェスト

アクセス業務の具体化案と連系線評価を示し、関門線・基幹線の実績を整理した。

この回で示されたこと

  • 空容量がなくなった時点で個別検討から一括検討へ移行し、終了後は空容量に応じて個別検討へ戻すか、再度一括検討を行う案を示した。検討期間や料金、デポジット等は今後詰める。資料3
  • 申込み案件や検討状況、空容量マップなどの公開改善を、機微情報の保護と並行して検討する案を示した。実務検討作業会を設け、2018年度に詳細整理、2019年度に実施準備、2020年度に実施する工程案である。資料3
  • 中国九州間連系線の増強は、容量280万kW・概算工事費1,570億円の試算で、費用便益比がベース0.15、全シナリオ平均0.17、感度分析を含む最大でも0.30となった。必要性の検討には進まず、混雑や政策等の変化を定期的に確認する方針を示した。資料1
  • 九州四国間ルートは、東向き潮流約50万kWまでは同期安定性を維持できる一方、60万kWでは一部事故時に困難となり、距離も中国九州間ルートより長いことから、実現性はより低い見通しと整理した。資料1
  • 関門連系線は、電線張替時に約10年間、毎年1回線を約5か月停止し、一部区間では2回線同時停止も想定する。停止短縮・回避策は今後検討する。資料1
  • 地域間連系線の検討開始判断は、基本シナリオの費用便益比1.0以上を基本とする案を示した。例示試算ではB/C 1.06(再エネ導入促進1.12、鈍化0.99)で「検討開始」と判定し、平成30年度に評価方法と手順書を整える予定である。資料4

前回からの変化

  • 基幹送電線の利用率調査が確報値となり、全線路平均48.0~76.9%、空容量ゼロ公表線路平均53.8~120.2%、ボトルネック箇所平均79.3~120.2%と示された。100%超の要因にN-1電制も挙げられた。資料2
  • 前回はノンファーム型接続の課題整理と早期導入方針が示され、今回は想定潮流の合理化とN-1電制に加えて、夜間・端境期など潮流の少ない時間帯の利用を促す導入方針が示された。資料2
  • 前回の2017年度第3四半期判定では中国九州間連系線が年間計画要件に適合していた。今回は費用便益試算が全ケースで1.0未満となり、広域系統整備の必要性検討には進まず、状況を定期確認する方針が示された。資料1

今後の予定・残った論点

  • アクセス検討プロセス、公開情報、業務フローや規程類の詳細を作業会で検討し、資料時点の工程案では2020年度の実施を目指す。資料3
  • 中国九州間連系線は、混雑発生や電源開発、市場、政策・制度、技術の変化を踏まえ、増強検討を開始する適否を定期評価する。評価周期などは今後整理する。資料1
  • 関門連系線の停止期間短縮や2回線同時停止の回避策、停止時の運用方法と便益への影響は今後検討する。資料1
  • 平成30年度に計画実施判断段階の便益評価方法を整理し、地域間連系線の評価手順書を作成する予定である。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    中国九州間連系線に係る計画策定プロセスの検討の方向性について

    - 中国九州間連系線の280万kW増強案は、費用便益比がベース0.15、全シナリオ平均0.17、感度分析でも最大0.30との試算である。 - 事務局は広域系統整備の必要性を検討する段階には進まず、混雑や事業環境の変化を踏まえて増強検討開始の適否を定期評価する方針を示した。 - 九州四国間ルートは、四国地内の潮流増加限度や送電線距離の比較から、中国九州間ルートより実現性が低い見通しである。 - 関門連系線の張替では長期の回線停止が想定され、停止期間短縮策や2回線停止回避策、停止時の運用方法は今後検討される。

  2. 2

    基幹送電線の利用率の考え方と最大利用率実績(確報値)について

    - 基幹送電線の空容量評価には、年間平均利用率でなく、年間最大潮流を発生時の運用容量で割る最大利用率を用いるのが適切である。 - 2016年9月~2017年8月の確報では、ボトルネック箇所の平均最大利用率が北海道・東北・東京・北陸で100%を超えた。超過や100%未満の実績には、N-1電制、潮流変動、電源の停止・未接続などが関係する。 - 公表上の「空容量ゼロ」は上位系統の制約を含むため、当該線路単独の空容量がゼロであることを意味しない。運用容量もN-1基準やループ系統のフェンス管理を踏まえて読む必要がある。 - 想定潮流の合理化とN-1電制による空容量拡大、ノンファーム型接続の早期導入を目指す方針であり、公開系統情報の適切な提供方法も引き続き検討する。

  3. 3

    効率的なアクセス業務の在り方について:(長期方針)

    - 系統アクセスは、空容量のある間は個別検討し、空容量がなくなった時点で一括検討へ移る案を軸に具体化する段階である。 - 一括検討は移行後に一定の申込み期間を経て開始し、検討中は後続検討を開始せず、終了後に空容量があれば個別検討へ戻す方向である。 - 空容量マップ、申込み・検討状況、プロセス運用情報の公開を検討するが、公開範囲や時期、機微情報の保護は未確定である。 - 実務検討作業会で詳細と規程類を整理し、委員会が確認する案であり、資料上は2020年度の実施を見込む工程である。

  4. 4

    地域間連系線の費用対便益評価:~検討開始適否判断段階~

    - 地域間連系線の増強は、社会全体のWith/Without差分を評価し、検討開始判断では基本シナリオのB/C 1.0以上を基本とする案である。 - 検討開始段階の主な便益は火力燃料費削減とCO₂削減であり、期間は主要設備の法定耐用年数、割引率は4%を基本案とする。 - 仮想事例の試算はB/C 1.06(促進ケース1.12、鈍化ケース0.99)で、資料上は検討開始との判定である。 - 計画実施段階の便益評価方法と手順書は平成30年度に整理・作成する予定であり、調整力・予備力等の便益は制度検討を踏まえて判断する。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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