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電力・ガス取引監視等委員会 ・ 海外におけるインバランス料金等の送配電関連制度に関する研究会

第2回 海外におけるインバランス料金等の送配電関連制度に関する研究会

公開資料 3 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

英国の追加分析と欧州3地域の制度比較を示し、日本の見直し案を検討した回である。

この回で示されたこと

  • 2021年度の制度見直しに向け、インバランス料金を調整力のkWh価格を基本に算定し、需給ひっ迫時の補正と需給・価格情報の公表を組み合わせる案が示された。算定の詳細と公表策は未確定である。資料1
  • 英国の価格算定例として、高価格側の上位50MWh(2018年11月から1MWh)の平均を用い、短時間・少量の稼働を除外し、上げ下げを相殺する方式が示された。需給ひっ迫時のReserve価格補正や起動費の上乗せも設計上の検討材料である。資料1資料2
  • 英国の2015年11月改正後、系統不足時の平均価格は2015年11月の£53.13/MWhから2016年11月に£117.26/MWhへ上昇し、最高値は£1,528.72/MWhとなった。平均55MWの余剰傾向も見られたが、資料は余剰が過大な場合の効果や行動との因果を確定していない。資料2
  • 英国の情報公表例では、直前コマの料金・算定根拠・需給状況をコマ終了後30分以内、足元の需給状況を60分以内、調整力稼働状況を約11~15分後に公表する。日本での採用案ではなく、公表内容・時期の検討材料である。資料1
  • ドイツは余剰・不足共通の単一価格reBAP、北欧は発電二重価格・消費単一価格、フランスは調整力の上げ下げ別VWAPに係数k(2011年7月以降0.08)を適用する方式として整理された。資料は2018年時点の調査途中である。資料3
  • 2021年度に需給調整市場を創設し、三次調整力②の広域運用・調達と電源Ⅱの広域運用を開始する予定が示された。二次①・二次②の広域調達時期などは参考資料上の整理案であり、連系線容量の扱いも別途整理事項である。資料1

前回からの変化

  • 英国のPARは2018年11月から50MWhから1MWhへ縮小する予定としていたが、今回資料では1MWhへの変更が示され、縮小によって1行為だけで価格が決まるコマの割合がPAR500の4%からPAR50の10%、PAR1の20%へ増える分析が加わった。資料2
  • 英国制度改正後の評価として、不足時の平均価格上昇(2015年11月£53.13/MWh、2016年11月£117.26/MWh)、平均55MWの余剰傾向、精算額の減少が追加された。資料2
  • 前回の英国中心の調査に加え、今回はドイツ・北欧・フランスの精算方式、調整力運用、公表情報の比較が示された。資料3

今後の予定・残った論点

  • 2021年度の制度見直しに向け、調整力価格の算定詳細、需給ひっ迫時の補正、公表情報の具体策が引き続き検討事項である。資料1
  • 需給調整市場の対象拡大と広域調達に関し、必要供給予備力、連系線容量の活用・上限などを別途整理する。資料1

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    インバランス制度及び関連情報の公表のあり方について:前回までの調査結果を踏まえて

    - 2021年度の制度見直しでは、インバランス料金を調整力のkWh価格を基本に算定する方向だが、詳細は検討中である。 - 英国例では価格参照範囲、短時間・少量稼働の除外、上げ下げの相殺、需給ひっ迫時補正などを採用しており、日本の制度設計上の論点として紹介されている。 - 英国は料金や需給状況、調整力稼働・登録価格などを異なるタイミングで公表しており、日本でも適切なインセンティブ付与に向けた公表が課題である。 - 需給調整市場は2021年度から段階的に広域化する予定で、二次①・二次②の広域調達時期や予備力・連系線容量の扱いは案または未整理である。

  2. 2

    前回指摘事項を踏まえた追加調査の状況(英国)

    - 英国の2015年11月改正後、系統不足時のインバランス価格は上昇し、価格変動も拡大した一方、平均インバランス量は55MWの余剰傾向となり、市場参加者の精算額は減少した。 - 価格算定ではシングルプライスを導入し、PARを500MWhから50MWh、さらに2018年11月に1MWhへ縮小、STOR価格にはDRM・LoLP・VoLLによる希少性価格を適用する。 - VoLLはOfgemが行政的に設定し、2015年11月の£3,000/MWhから2018年11月に£6,000/MWhとなった。LoLP算定も2018年11月に静的方法から動的方法へ移行した。 - 資料は2018年11月時点で調査中であり、一部に不正確な可能性や要確認の記述がある。

  3. 3

    海外におけるインバランス料金等の送配電関連制度に関する研究会:第2回研究会 報告用資料

    - 2018年時点の調査資料であり、ドイツ・フランスは実績差、北欧は計画値との差を基準にインバランスを定義する。価格方式もドイツの単一価格、北欧の発電・消費別方式、フランスのVWAPと係数k方式に分かれる。 - ドイツは調整力市場の個別入札情報を公開する一方、稼働価格は非公表である。北欧は価格・量を公開し、フランスは需給関連指標を広く公開するが、個別bid/offer詳細は対象外とされる。 - 2017年データでは、ドイツの価格は−€2,558から€24,455/MWh、フィンランドは発電余剰価格が最低−€1,000/MWhに達するなど、大きな変動が確認された。 - 北欧の発電インバランス単一価格化は2021年度からの予定、フランスの一部当日指標の公表迅速化は2019年1月からの予定として記載されている。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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