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電力・ガス取引監視等委員会 ・ 料金審査専門会合

第34回 料金審査専門会合

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この回のダイジェスト

小売料金の審査対象に値下げ申請が必要な事業者はなく、送配電・ガス導管の事後評価は論点整理が進んだ。

この回で示されたこと

  • 電気は関西電力を除く9社、ガスは東京ガス・大阪ガスを除く7社を評価し、いずれも現行認可料金の値下げ申請が必要とは認められなかった。資料1資料2
  • 東京電力EPの平成29年度営業費用は料金原価比で1兆3,181億円減、旧東京電力単体では1兆3,265億円減であった。効率化実績は計画3,626億円に対し8,436億円で、規制部門・自由化部門の利益率はそれぞれ2.5%、2.6%であった。資料1
  • 一般送配電10社の2017年度収支・効率化・調達・設備更新・サービス水準を確認し、評価の方向性を議論した。先進事例の共有や託送料金制度の検討は今後の対応案として示され、最終評価・制度変更は決定していない。資料3
  • 設備関連費の調達価格が一律10%下がる仮定では、託送単価への影響は10社平均で約▲0.18円/kWh(約▲3.4%)との試算であった。工事費負担金の乖離要因や、接続検討・契約申込の回答遅延、計量・請求の実績も整理された。資料3
  • 平成29年度に営業収益の5%以上の当期超過利潤があったガス導管事業者22社について、需要増や原価見積もりとの乖離などの要因を分析した。継続的な超過利潤が見込まれる事業者への追加聴取は事務局提案の段階である。資料4
  • 内管工事費は平成27~29年度の1件当たり平均が8千円~65万円、平均13万5千円であった。共通条件による費用比較や、高利益率が続く事業者への聴取を提案したが、実施決定ではない。資料4

前回からの変化

  • 電気料金評価では、前回に追加検証事項とされた東京電力EPの原価・実績費用、部門別利益率、効率化の検証結果が示された。費用は料金原価を下回り、利益率は規制・自由化部門でほぼ同等、効率化実績は計画を4,810億円上回った。資料1
  • 送配電の事後評価は、前回示された全10社比較・公開ヒアリングの進め方から、調達コスト、仕様統一、高経年化対策、接続・計量などの状況を具体的に確認し、評価方向を議論する段階に進んだ。資料3
  • ガス導管の事後評価は、前回の対象・審議分野の決定を受け、超過利潤22社の要因、事業者間精算費、内管工事費・収支の分析と追加聴取案が示された。資料4

今後の予定・残った論点

  • 原子力発電所が再稼働した場合の燃料費低減効果の需要家還元等を検討し、料金原価・実績や収支見通しを分かりやすく情報提供するよう各社に求める。資料1
  • 送配電は効率化の進展と効果、調達コスト差、高経年化対策、接続・計量を含むサービス水準の評価方法を引き続き検討する。資料3
  • ガス導管は継続的な超過利潤が見込まれる事業者への聴取、精算費の収益管理上の制度課題、内管工事費・利益率の個別確認を検討し、平成30年度内(3月めど)の評価取りまとめを予定する。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    原価算定期間終了後の小売電気料金の事後評価

    - 関西電力を除くみなし小売電気事業者9社の審査では、料金変更認可申請命令の検討対象となる事業者はいなかった。 - 東京電力EPの平成29年度費用実績は原価を13,181億円下回り、規制部門と自由化部門の利益率も2.5%、2.6%でほぼ同等であった。 - 東京電力の効率化実績は8,436億円で、料金原価算定時の計画3,626億円を上回った。緊急避難的な支出抑制・繰延べはなかった。 - 現行料金の値下げ認可申請は必要と認められなかったが、原発再稼働によるコスト低減効果の需要家還元等の検討と、各社の情報提供・効率化継続が求められた。

  2. 2

    原価算定期間終了後の小売ガス料金の事後評価

    - 東京ガス・大阪ガスを除く旧一般ガスみなしガス小売事業者7社を評価し、料金変更認可申請命令の検討対象はなかった。 - 利益率基準を超えたのは京和ガスと熱海ガスの2社だが、超過利潤累積額は一定水準額以下で、自由化部門も2年連続赤字ではなかった。 - 対象事業者に現行認可料金の値下げ認可申請が必要とは認められなかった。 - 各社には料金・収支等の分かりやすい情報提供、安全・供給信頼度維持に必要な投資の優先実施、経営効率化によるコスト低減が求められている。

  3. 3

    一般送配電事業者の収支状況等の事後評価 ~全10社の状況把握・フォローアップ~

    - 2017年度実績を基に、送配電事業者10社の効率化・調達・設備更新・サービス水準を確認し、評価の方向性を議論する資料であり、最終評価や制度変更は未決定である。 - 仕様統一の検討は全社で進む一方、競争発注比率は2017年度に70%超と30~50%程度のグループに分かれ、低比率社では配電工事の競争発注が課題として示された。 - 調達価格10%低下の試算効果は平均約▲0.18円/kWhである。送電設備や工事費負担金の単価比較には、立地・仕様・工事延長などの影響が大きく、単純比較には留意が必要である。 - 停電状況は自然災害を除き大きな変動がないとされる一方、接続回答の遅延や計量誤り・遅延の実績を確認し、設備更新の平準化と合わせて今後の評価方法を議論する。

  4. 4

    ガス導管事業者の収支状況等の事後評価について

    - 平成29年度に営業収益の5%以上の超過利潤が生じた22社では、需要増による収益増と、原価の過大見積もり等による費用減が主因と分析された。継続が見込まれる事業者には、料金改定を含む方針を追加聴取する案である。 - 事業者間精算費の想定との差は主に需要量・契約流量の変動による。約款設定免除事業者の一部で超過利潤のストック管理や原価根拠の確認ができない点について、制度見直しが提起された。 - 内管工事は各社の見積方式が異なり単価表の横比較が困難であるため、共通条件による参考見積の比較や、高利益率が続き単価表を改定していない事業者への聴取が提案された。 - 需要開拓費は制度初年度の実績だけでは評価困難として次年度以降に効果も含めて評価する方針案であり、全体評価は平成30年度内の取りまとめを予定する。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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