この回のダイジェスト
直近実績を基礎にした設定値案と、広域調達マージンの具体的な確保方法が示された。
この回で示されたこと
- 北陸フェンス順方向は直近約1年間の実績最大530MWを基礎に0~530MW、中国四国間順方向は実績最大700MWを基礎に0~700MWとする翌年度以降の設定値案が示された。重負荷期の試算はそれぞれ498MW、729MWで、実績最大値と大きな乖離はないと評価された。資料1
- 中国四国間の最大電源ユニットを930MWから1,050MWへ変更する必要性が示され、変更後の夏季重負荷期試算値は849MWとなった。設定値案はまず0~700MWとし、変更後の実績を確認して必要に応じ見直す方針である。資料1
- 2020年度の電源Ⅰ´広域調達量と同量を、夏季・冬季の平日昼間帯に関係する連系線マージンとして確保する案が示された。例として東京・東北間2.2万kW、中部・関西間17.1万kW、中国四国間は四国向け調達分を合算して7.0万kWである。資料5
- 北陸向け電源Ⅰ´広域調達では、北陸フェンスに加え、越前嶺南線または南福光にも同量を設定する方式が示された。通常は越前嶺南線を使い、その2回線を併用できない作業時は南福光交流連系を使う。2020年度の北陸エリア広域調達はない。資料6
- 2020・2021年度の年間計画では、東京中部間を両方向600MW、北陸フェンス中部⇒北陸を0~530MW、中国四国間中国⇒四国を通常0~700MWとする値などが提示された。電源Ⅰ´分を含む中国四国間の2020年度値は平日昼間に7~77万kWであり、2021年度の電源Ⅰ´分は調達量未定のため年間計画に設定しない。資料2
- マージンの確保目的を供給先の予備力、周波数維持、潮流抑制、調整力の広域調達に整理する案が示された。一次・二次調整力をB0、三次調整力①・②をA0とする区分案も提示された。資料3
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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北陸フェンス(順方向)及び中国四国間連系線(順方向)のマージン設定実績を踏まえた翌年度以降分マージン設定について
- 北陸フェンスと中国四国間連系線の2020年度以降のマージンは、直近約1年間の実績最大値を基本とする設定案である。 - 設定値案は北陸フェンスが0~530MW、中国四国間が0~700MWであり、夏季重負荷期の試算値498MW・729MWと大きな乖離はない。 - 中国四国間は間接オークション後の影響量変化を踏まえ、算出対象の最大電源を930MWから1050MWへ変更する案で、変更後の実績を確認して必要に応じ見直す。 - 月別需要による試算は端境期の値を過大にし得るため、夏季重負荷期の想定最大需要との整合を確認し、実績を蓄積して設定を見直す方針である。
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2020・2021年度の連系線のマージン(年間計画)
- 2020・2021年度の連系線マージンは年間計画として提示され、間接オークション後は必要性に応じて実需給断面で設定し、計画段階では設定可能性のある範囲を示す方針である。 - 東京中部間は両年度とも両方向600MW、中国四国間は中国⇒四国向きに通常最大700MWを見込むなど、連系線・方向・月・時間帯で値が異なる。 - 2020年度は電源Ⅰ´広域調達分を夏冬の平日昼間に設定する一方、2021年度は調達量未定のため電源Ⅰ´分と三次調整力②分を年間計画に設定していない。 - 実需給時の最大値は年間計画値とは別の参考値であり、需要想定・設備条件の見直しで計画値も変わり得る。
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連系線のマージンの設定の考え方及び確保理由について(案)
- 年間・長期断面の連系線マージンは、実需給断面での設定の考え方を基準に定める案である。 - マージンは供給先の予備力不足、周波数維持、系統安定のための潮流抑制、調整力の広域調達などに応じて設定する。 - 予備力不足分を設定するA1は原則ゼロであり、不足時に不足電力を確保する。調整力は周波数制御をB0、需給バランス調整をA0に区分する案である。 - 一部の融通期待量・調整力は複数連系線を合わせて管理し、広域調達・運用等の確定後に区分適用するものがある。
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2022〜2029年度の連系線のマージン (長期計画) (案)
- 2022~2029年度の連系線マージン案は、実需給で必要となる蓋然性のある範囲を長期計画に示すもので、値は今後変更され得る。 - 北海道本州間は北海道⇒東北160 MW、東北⇒北海道490 MWが最大需要時の案であり、最大値はそれぞれ320 MW、570 MWである。 - 東北⇒東京は0~450 MW、東京中部間は双方向各600 MW、中部⇒北陸は0~530 MW、中国⇒四国は0~700 MWで、東京⇒東北とその他は0 MWである。 - 北海道風力実証試験分および電源Ⅰ´広域調達・需給調整市場分は未確定で、実需給時の予備力不足に備える参考最大値は長期計画案とは別に示されている。
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翌年度以降の連系線に確保するマージンの設定について
- 2020年度の電源Ⅰ´エリア外調達を活用するため、落札量と同量のマージンを夏期・冬期の平日昼間帯に設定する案である。対象は東北東京、中部関西、関西中国、中国四国の4連系線である。 - 電源Ⅰ´広域調達マージンを区分A0として設定の考え方に追加し、他の必要マージンに加算する。契約量確定後、必要に応じて公表値を更新する。 - 2020年度夏季の代表値案は、北海道本州間が順方向28.7万kW・逆方向56.7万kW、東京中部間が両方向60万kWなどであり、予備力等に応じ幅で示す連系線もある。 - 2018~2019年度の実績では、東北東京間は「0」の時間が約90%、北陸フェンスと中国四国間の最大値は年間計画最大値の約90%・75%であった。新北本運開後、北海道本州間逆方向のスポット分断率は97.1%から42.7%へ低下した。
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北陸フェンスにおける電源 I ’広域調達のためのマージンの設定方法の変更について
- 北陸で電源Ⅰ´を広域調達する場合、2021年度以降は北陸フェンスと越前嶺南線または南福光に同量のマージンを設定する方式である。 - 発動時のシステムは二つの設定値の小さい方を判定に使うため、一方だけの設定では未設定側がゼロ扱いとなり、発動量を流せない判定になる。 - 越前嶺南線を通常使用し、同線の2回線を併用できない作業時は南福光を使用する。2020年度は北陸で広域調達を行わない。 - 設定例の訂正後も北陸フェンスの電源Ⅰ´設定値100MWとマージン合計690MWは変わらず、越前嶺南線側にも同量を追加する。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
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