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電力広域的運営推進委員会 ・ 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

第40回 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

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この回のダイジェスト

三次①の調達不足・応札状況と飛騨信濃FCの段差制約案などを審議した回である。

この回で示されたこと

  • 飛騨信濃FCの調相設備開閉回数を抑える段差制約案を提示した。試算では開閉回数を14回から2回に減らし、年約40日の点検停止を回避する見込みである。適用条件や広域調達への影響を含め、資料時点では提案段階である。資料1資料4
  • 段差制約の実現にはKJCと各社中給システムの改修が必要で、最短で2024年度の見込みである。広域予備率が仮置きの8%を下回る場合は制約を解除する案が示された。資料4
  • 三次①は2022年4月に取引を開始し、4月の調達不足は北海道・東北・関西・九州、5月は北海道・九州に生じた。週間取引で実需給までの期間が長いことなどから、全9エリアで日平均応札量が三次②を下回った。資料2
  • 2024年度以降は調整力公募が終了するため、市場取引の分析を続け、足元の不足対策と必要な調整力を確保する仕組みを関係機関と検討する方針が示された。三次②の調達不足も分析対象とする。資料2
  • 前日調達した三次②余力を時間前市場へ売り入札する案を整理した。余力を領域a・b・cに分け、aは全一般送配電事業者で売却を目指し、bは当面対象外、cは対応可能な事業者から対象とする提案である。入札主体・方法・価格は未確定である。資料3
  • KJCの5分運用に向け、2023年3月6~13日に9社一斉の切替試験を行い、段階的に運用範囲を広げる計画である。本格運用は2023年4月予定であり、一次・二次調整力などを追加する2024年度向けシステム設計にも着手した。資料5

前回からの変化

  • 三次①の調達量を算定する提案の検討から、2022年4月の取引実績と4~5月のエリア別調達不足、応札量の差の分析に進んだ。資料2
  • 前回は三次②の2021年度使用率を約20%と整理した。今回は時間前市場への余力売却案を示し、売却可能量を領域a・b・cに分ける考え方と、入札主体・方法・価格の論点を具体化した。資料3

今後の予定・残った論点

  • 段差制約案と広域調達への制約の要否を、実運用実績を踏まえて検討する。資料1資料4
  • 三次②余力の売り入札について、領域別のリスク評価、制度整理、実務・システム対応を検討する。資料3
  • 三次①など市場取引の分析を継続し、2024年度以降に必要な調整力の確保策を関係機関と検討する。資料2

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    飛騨信濃FC調相設備開閉回数増加対策について(6/24 需給調整市場検討小委員会資料案)

    - 飛騨信濃FCの調相設備開閉器の開閉回数増加を抑えるため、広域運用時に潮流変化を制限する段差制約案が提示され、審議が求められている。採用は未決定である。 - 2023年4月開始予定の二次②広域運用では調整力のやり取りが5分ごととなり、開閉器の臨時点検に毎年約40日間の片極停止が必要となる見込みである。 - 広域調達にも制約を設けるかは未決定であり、ΔkW調達コストや市場・小売供給力への影響を実運用後に検討する方針である。 - 東京中部間の作業停止計画率は2022年度92.3%、2023年度90.7%であり、点検停止の追加は他FCとの停止重複や重負荷期停止、市場分断・緊急時融通力低下のおそれがある。

  2. 2

    三次調整力①の取引状況等について

    - 2022年4月開始の三次①取引はシステム障害なく実施されたが、4月は北海道・東北・関西・九州、5月は北海道・九州で調達不足が発生した。 - 不足の主要因は、週間取引に伴う実需給までの変動リスクを事業者が見込み、需要・再エネ予測や予備力の扱いも異なる中で応札量を抑えたことと整理された。 - 入札時間単位を3時間から30分へ、専用線の最低入札量を5MWから1MWへ変更する案が参考資料に示されている。 - 2024年度以降は調整力公募が終了するため、市場分析を続け、必要な調整力を確保する仕組みを関係機関と検討する方針である。

  3. 3

    三次調整力②の時間前市場への売り入札について

    - 一般送配電事業者が前日調達した三次②の余力を時間前市場へ売る案を検討したもので、実施決定ではない。全国平均の使用率は2021年度集計で約20%だが、安定供給のため供出量を領域別に扱う。 - まず上げ調整力として使わない領域aを全事業者で供出することを目指し、領域cは発電機停止運用等の実績がある事業者から段階的に対象とする提案である。 - 下振れ時に使う可能性がある領域bは、下振れリスクの定量評価が必要であり、データ分析を進める。 - 入札主体は一般送配電事業者またはΔkW落札事業者への差し戻しが候補であり、入札方法・価格、制度や実務の整備は今後の検討事項である。

  4. 4

    飛騨信濃FCの段差制約について

    - 飛騨信濃FCの調相設備の開閉を抑え、点検に伴う年約40日の停止を避ける暫定策として、KJCに段差制約を設定する案が示された。実施は未決定で、システム改修を経て最短2024年度の見込みである。 - 試算例では段差制約により調相設備の開閉回数を14回から2回に減らす。毎時00分・30分は制約しない想定である。 - いずれかの広域ブロックで予備率が設定閾値(便宜上8%)を下回れば制約を解除し、広域予備率運用や調整力の広域調達を可能にする整理である。 - 2021年度実績ベースの簡易試算では、調整コスト影響額は段差制約継続で年約8~12億円、広域運用中止で年約63~102億円であり、段差制約の有無はインバランス料金にも影響する。

  5. 5

    需給調整市場に係るシステム開発の状況

    - 二次調整力②向けにKJCを5分間隔へ切り替える計画であり、2023年3月に地域を広げて試験し、4月の本格運用を目指す。 - 試験期間中は広域調達範囲を段階的に限定する計画で、インバランス料金の卸市場価格補正による代替は関係機関と調整中である。 - 三次調整力①は2022年3月に取引を開始し、MMS切替時の三次調整力②の障害はコンティンジェンシープランで対応、以降は安定取引中である。 - 2024年度向けの商品追加と複合約定ロジックは設計着手段階であり、複雑な定式化・検証に備えてプロトタイプ反復と開発体制の増強を進める方針である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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