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電力・ガス取引監視等委員会 ・ 電気の経過措置料金に関する専門会合

第2回 電気の経過措置料金に関する専門会合

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この回のダイジェスト

第2回は、解除の決定ではなく、消費者・事業者から解除条件や競争環境整備の要望が示された。

この回で示されたこと

  • 欧州では2015年時点で家庭用規制料金を残す国は電気12カ国・ガス13カ国であり、フランスとスペインでは存続、英国では対象を限った時限的な上限規制が導入・検討されていた。資料1
  • 北九州市消費者団体連絡会は、解除前の情報提供と理解確認、料金プラン変更の手続説明、三段階料金の福祉・省エネ機能を補う仕組みを要望した。九州の新電力低圧販売量シェアは6.7%で、提出アンケートでは経過措置料金の用語を知らない人が71.9%、原則終了時期を知らない人が88.8%だった。資料2
  • 日本商工会議所の2018年8月調査では、電気料金上昇に悪影響がある企業は25.8%、震災前より高い状態が続く場合に懸念する企業は48.7%だった。規制料金解除に際して、地域料金の急騰を防ぐ監視と競争促進を求めた。資料3
  • イーレックスは、経過措置料金の早期撤廃を原則とする一方、電源アクセスの公平性、実効的な監視、需要家の切替促進策を撤廃決定までに整えるよう提案した。撤廃要件として、有力で独立した競争者が複数存在することも挙げた。資料4
  • 大阪ガスは、経過措置の指定・解除を消費者の状況、競争圧力、競争の持続性から総合判断するよう提案した。FIT買取期間が2019年11月から終了する世帯について、対象者への情報提供と事業者間の公平な競争を促す対応・日程を検討課題として示した。資料5

前回からの変化

  • 第1回で示された解除判断の観点「消費者等の状況」「十分な競争圧力」「競争の持続的確保」に対し、今回は北九州市消費者団体連絡会が九州の新電力シェア6.7%や小規模アンケート結果を示し、解除前の理解確認・手続説明を具体的に要望した。資料2
  • 第1回の競争監視・電源アクセスの論点について、今回はイーレックスが卸供給の交渉窓口、電源の追加的切り出し、長期契約による囲い込みの抑制を提案し、大阪ガスがベースロード市場の供出価格と旧一電小売の実売価格の監視を求めた。資料4資料5
  • 第1回に続き解除は未決定のままだが、今回は中小事業者・新電力・ガス事業者から、地域料金の急騰防止、独立した競争者の確認、セット販売やFIT卒業世帯を含む公平性確保の具体案が追加提示された。資料3資料4資料5

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    欧州における規制料金について

    - 欧州委員会は規制料金の原則撤廃を求める一方、2015年時点では家庭用規制料金が電気12カ国・ガス13カ国で存続していた。 - フランスは家庭向け規制料金を存続させ、スペインは2014年に卸市場価格連動のPVPCを導入したが、いずれも資料時点で明確な撤廃基準・方針は示されていない。 - イギリスは前払い式メータ利用者などにセーフガードタリフを導入し、一般向け変動料金には2019年からのデフォルトタリフを法制化した。いずれも時限措置である。 - セーフガードタリフは単価の上限であり、総支払額を制限せず、最安料金を保証しない。デフォルトタリフの詳細や規制終了は資料時点で予定・検討段階である。

  2. 2

    電気料金の経過措置の規制解除について

    - 北九州市消費者団体連絡会は、経過措置料金の規制解除前に消費者への情報提供と理解の確認、分かりやすい変更手続、懸念への対応を求めており、理解が広がらないまま解除することに反対している。 - 九州では新電力の低圧販売量シェアが6.7%、他社切替率が7.5%で、資料は競争圧力が十分でないと指摘する一方、89人のアンケートでは他社切替経験が23.6%だった。 - アンケートでは自由化の認知度は96.6%だが、経過措置料金の終了時期を知る人は10.1%にとどまり、切替手続や使用量の把握にも課題が示された。 - 解除に先立ち、独占再発への歯止め、三段階料金の福祉・省エネ機能の代替、料金情報と送電網への公平なアクセス、消費者意見の政策反映を要望している。

  3. 3

    電気の経過措置料金に関する中小事業者としての考え方について

    - 日本商工会議所は、低圧利用の中小事業者にも電気料金は確実な事業コストであり、安価で安定した供給と地域間の料金差への配慮を求める。 - 2018年調査では、料金上昇の悪影響または継続時の懸念を持つ企業は74.5%であり、料金の安い電力会社への変更を選ぶ割合は前年比で微増した。 - 2017年調査で購入先を変更した企業は14.6%で、安価な料金が主な変更理由、様子見や安定供給への不安が主な未変更理由である。 - 規制料金解除を進める際は、地域料金の急騰を防ぐ監視と競争促進が必要との提出者意見であり、会合の決定ではない。

  4. 4

    電気料金の経過措置についての意見

    - イーレックスは、電力自由化の効果を高めるため経過措置料金の早期撤廃を原則としつつ、撤廃決定までに電源アクセスの公平性、監視体制、スイッチング促進策を整えるよう提案する。これは事業者の意見であり、決定事項ではない。 - 高圧入札の事例では官公庁案件の落札価格に7~8円台/kWh(例外的に6円台)があり、新電力の応札は10円台で約4円/kWhの差があったとする。民間案件では旧一般電気事業者の提案が主に9~10円台で、新電力にはそれを下回る提案が難しいとの見解である。 - 同社は、発電部門による公平な卸供給と第三者監視を目標に、交渉窓口の明確化や供給拡大など段階的な対応を提案し、移行期には囲い込みや最低価格保証への監視も求める。 - 料金の値上げ・値下げを継続的に監視し、競争者の独立性を踏まえて競争圧力を検証するほか、国の周知、検針票への切替情報記載、長期契約による囲い込み防止、工事店への啓蒙を提案する。

  5. 5

    関西における電力小売全面自由化後の状況と経過措置指定・解除検討にあたっての考え方

    - 大阪ガスは、経過措置料金の指定・解除を事業者ごとに判断する前提として、競争実態の把握、公平な競争環境、競争の持続性の確保を求めている。これは事業者の提案であり、指定・解除の決定ではない。 - 関西では新電力が参入しにくい需要領域が残るとし、新築分譲集合住宅の45%が一括受電、6%がオール電化で、個別受電は49%と示している。 - 家庭用料金の値下げ、業務用入札の低価格、電気・ガスセット販売での値引き余地の差、FIT卒業対象者情報の偏在を、公平な競争を妨げる論点として挙げている。 - 廉売水準の明確化、セット販売の適正取引ルール、FIT卒業世帯が買取先を比較できる環境、旧一電電源の内外無差別に向けた監視・環境整備を提案している。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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