policy scope

電力広域的運営推進委員会 ・ 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

第13回 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

公開資料 5 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

2021年度の市場調達・精算・システム仕様・商品要件の案が具体化した。

この回で示されたこと

  • エリア内調整力は原則週間の公募、年間を通じて必須の量は年間公募、広域調達する三次調整力②は前日市場で調達する案を示した。余力活用や電源差し替えの仕組みも検討課題とした。資料1
  • 厳気象時の供給力不足に備える電源Ⅰ´相当の仕組みを、容量市場による年間支払いの仕組みができるまで、少なくとも2021~2023年に継続する案を示した。資料1
  • 精算は、ΔkWを商品区分ごと、kWhをユニット単位で行い、kWh単価には事業者提出のV1/V2単価を使う整理である。TSO間では約定情報と広域需給調整等の融通情報を用いるが、ネッティング原価の扱いや単価登録期日は未決定である。資料2
  • 2021年度の調達システムは三次調整力②の広域調達から始め、商品区分10区分と予備10区分、9エリア、マルチプライスを仕様案とした。複合約定ロジックは未確定で、6月に採用案を判断する方向である。資料3
  • 商品要件の見直し案として、沖縄を除く9エリアで応動時間・継続時間・最低入札量等を統一し、最低入札量を三次調整力②は1MW、その他は5MW、入札刻みを全商品1kWとした。数値は提案であり、LFCの継続時間などは引き続き検討する。資料4
  • 意見募集を2018年4月27日~5月17日に実施し、5月23日に速報、6月22日に仕様を審議する案を示した。2021年度は三次調整力②の広域調達を目指し、他商品への拡大や市場スケジュール、システム仕様にも意見を募る。資料5

前回からの変化

  • 調達システムの2021年度運開案に沿って、初期対象を三次調整力②とし、10商品区分と予備10区分、9エリア、マルチプライス等の具体的な仕様案を整理した。資料3
  • 前回は広域化の拡大時期が未確定だったが、今回は2021年度に三次調整力②、2020+X年に二次調整力②・三次調整力①②を基本に広域化する段階案を示した。資料5
  • 前回の拡張性の分類に加え、複合約定ロジックを先行構築する案と後日モジュール追加する案を示し、6月に採用案を判断する方向とした。資料3

今後の予定・残った論点

  • 調達システム仕様の確定に向け、商品・エリア間の約定方法、kWh単価の変更期限、精算・監視データ項目等を整理する。資料3
  • 商品要件の意見募集後、発注に必要な仕様を優先して検討し、5月23日に速報、6月22日に仕様を審議する予定である。資料5
  • 調達量・監視、余力活用の契約や電源差し替え、周波数調整用電源の確保と参加インセンティブを引き続き検討する。資料1

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    2021年度以降の調整電源の確保の仕組みについて

    - 2021年度以降の調整力確保は、広域調達分を市場、エリア内調達分を公募とする提案である。 - エリア内分は原則週間調達とし、年間を通じて必ず必要な量だけは年間調達とする案である。 - 広域調達される三次調整力②は、再エネ予測を反映して前日に市場調達する案である。 - 電源余力の活用方法を引き続き検討し、厳気象対応の電源Ⅰ´相当の仕組みは少なくとも2021~2023年に継続する提案である。

  2. 2

    需給調整市場・広域需給調整に係る精算方法について

    - TSO-BG間では、ΔkWを調達商品区分ごと、kWhを商品区分によらずユニット(計量単位)ごとに精算する方針である。 - TSO-TSO間では、ΔkWは市場の約定情報、kWhは広域需給調整・低速枠発動支援の融通情報を用いて精算する。 - 受け渡したkWhはTSO-BG間とTSO-TSO間でそれぞれ精算し、実需給時の計画・実績差は従来どおり総量精算とする。 - インバランスネッティング融通の原価詳細とkWh単価の登録期日は検討中であり、kWhが基本的に発生しない商品の評価方法も将来の検討事項である。

  3. 3

    需給調整市場システム(調達)の開発に向け整理が必要となる論点とシステムの拡張性・柔軟性での対応について

    - 需給調整市場システム(調達)は、2021年度に三次調整力②の広域調達で運開することを軸に、10商品区分と予備10区分、9エリア対応、マルチプライスを仕様案として示す。すべて確定済みではない。 - 複数商品・複数エリアの複合約定ロジックは未確定であり、先行構築する案と、三次②で運開後にモジュール追加する案を比較し、検討進捗を踏まえて6月に判断する方向である。 - 将来の機能拡張はモジュール追加・変更、予備領域確保、機能ロックで備える案であり、拡張時には整合性試験などの期間を要する。 - 約定方法、kWh単価の変更期限、他商品の2021年度対応、精算・監視データ項目などを仕様確定までに整理する。

  4. 4

    商品設計の再検討について

    - 需給調整市場の商品要件を再検討し、沖縄を除く9エリアで統一する案を提示しているが、数値は確定ではなく提案段階である。 - 主な変更案は、GF継続時間を5分以上、LFC応動時間を5分以内、低速枠の応動時間を45分以内とし、LFC・EDC-H継続時間を30分以上、EDC-Lを商品ブロック時間とすることである。 - 最低入札量は三次調整力②の1MWを除き5MW、入札刻み幅は全商品1kWとする案である。 - GFの最低入札量引下げ、通信要件、沖縄の個別設定、商品間の受け渡しなどは今後の検討事項である。

  5. 5

    需給調整市場に関する意見募集について(案)

    - 2021年度の需給調整市場創設に向け、商品設計・市場スケジュール等の意見を2018年4月27日〜5月17日に募集し、調達システムの発注仕様に反映する案である。 - 市場では調整可能な能力をΔkWとして確保・精算し、実際に発動した電力量kWhは実績に応じて別途精算する。 - 広域調達は三次調整力②から始める想定で、週間調達やシステム機能の具体案が示されたが、他商品・一次二次の広域化などは検討中である。 - 意見集約速報を5月23日に報告し、6月22日にシステム発注仕様を審議する予定である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会

ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。

開催回の一覧へ