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電力・ガス取引監視等委員会 ・ 制度設計専門会合

第76回 制度設計専門会合

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この回のダイジェスト

小売事業者の審査・監視と撤退時対応を提案し、需給・公募運用の検討課題を示した。

この回で示されたこと

  • 小売登録時に中期事業計画の提出を求め、開始後は資金概況やリスク管理体制の運用状況を国へ報告させる案が示された。報告対象・頻度や監視方法は未決定である。資料1
  • 自主撤退時の需要家周知について、契約規模や電圧区分等を踏まえた周知期間、確実に伝わる方法、問合せ増加に備えた対応体制をガイドラインに整理する案が示された。資料1
  • 2022年度のスポット価格平均は8月30日時点で21.2円/kWh。6月29日に100円/kWh、8月3日に80円/kWhのコマが発生し、8月の夕方は40~50円/kWh台となる日内推移が示された。資料2
  • 夏季kW公募は募集量120万kW(最大140万kW)に対し145.7万kWが応札し、135.7万kWを落札した。不落3電源の追加性判断に問題はなく、条件次第で地点内需要抑制による逆潮増加案件にも追加性を認め得ると確認された。資料3
  • 6月29日の東京エリアでは、10時まで揚水ポンプアップを最大限実施し、上池貯水量は8時の約92%から10時に約96%となった。揚水供給力の算定、予測精度、融通の発動・計上、夜間の揚水原資確保が今後の検討課題として示された。資料4

前回からの変化

  • 小売事業者の登録審査・事業開始後の報告・自主撤退時周知について、前回の提案段階から、中期事業計画や報告項目、周知方法等の具体案が示された。いずれも決定事項ではない。資料1
  • kW公募の不落3件について、前回の継続確認課題から追加確認が進み、不落判断に問題はないとの結論と、最大受電電力の内数でも条件を満たせば追加性を認め得る考えが示された。資料3
  • スポット価格の動向では、前回の7月26日までの価格推移に続き、8月30日時点の年度平均21.2円/kWh、8月の高騰コマや売り・買い入札の推移が示された。資料2

今後の予定・残った論点

  • 小売事業者の報告対象・頻度、監視方法、保証金等の資金的裏付け、撤退時の周知期間を引き続き検討する。資料1
  • 託送供給契約の解除に伴う撤退時の需要家保護は次回以降に議論する。資料1
  • kW公募の募集要綱について、追加性が認められる場合・認められない場合の例示など、記載の分かりやすさを検討する。資料3
  • 揚水の供給力算定と二つの需給指標の整合、予測精度、追加供給力対策の計上、電源Ⅲの運転情報や起動・並列の仕組みを関係者と検討する。資料4

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    小売電気事業に関する今後の対応について

    - 小売事業の開始・開始後・撤退時に、需要家保護と社会的負担の抑制を図る対応案を示した資料であり、いずれも検討段階である。 - 登録審査では中期の事業計画、開始後は資金状況・リスク管理状況の報告と国のモニタリングを求める案である。対象や頻度、保証金等は未決定である。 - 自主撤退時は、現行の15日程度前の通知を需要家起因の解除に位置づけ、撤退時には切替に必要な周知期間・方法を別途定める案である。託送解約に伴う撤退は次回以降に検討する。 - 2022年6月時点で事業休止16件、廃止・解散等69件である。監視の実効性・行政コスト、市場リスクの予見可能性、未払い防止と需要家の円滑な切替が主な論点である。

  2. 2

    スポット市場価格の動向等について

    - 2022年春から夏に燃料価格高騰や需給逼迫を背景にスポット価格が上昇し、8月の日平均は概ね20~30円/kWh台で推移した。6月29日に100円/kWh、8月3日に80円/kWhの高騰コマが発生した。 - 8月の月平均価格は日本25.4円/kWhで、ドイツ・フランス・英国の約56~62円/kWhを下回った。LNGスポット価格は6月中旬以降再上昇し、前年同期の約5倍となった。 - 売り入札量は7月上旬から供給力増加を背景に増え、8月上旬以降は横ばいとなった一方、7月下旬以降は50円/kWh以上の売り札が増加した。 - 夕方の買い入札中央値は旧一電で6月下旬に上昇後50円台/kWhを上限に推移し、新電力では一時60円台へ低下後、80円/kWhに戻った。スポット価格とインバランス料金には正の相関があったが、相関係数は4月の0.70から8月の0.46へ低下した。

  3. 3

    2022年度夏季の追加供給力公募(kW公募)調達結果に関する追加確認について

    - 2022年夏季kW公募では、募集量120万kWに対して135.7万kWが落札され、電源3件が不落となった。 - 既存の供給力として見込まれた発電機について、需要抑制による逆潮分増加の追加性を確認できなかった不落判断に問題はなかったとされた。 - 過去の逆潮実績などから、新たな需要抑制がなければ供給力にならないと確認できる場合は、最大受電電力の内数でも追加性を認める余地がある。 - 募集要綱は追加性が認められる場合・認められない場合が分かる記載への見直しが課題として示されたが、改定は未決定である。

  4. 4

    6/27〜7/1の需給ひっ迫時の揚水発電運用状況について

    - 東京エリアでは6月27日〜7月1日に猛暑による高需要が続き、6月29日は夜間の調整火力高出力運転と融通受電を活用して10時まで揚水し、上池貯水量を約96%まで回復させた。停電は発生しなかった。 - 6月29日の広域予備率・補正料金算定インデックスは午前より午後に高くなり、揚水供給力の算定・再配分、需要・太陽光出力見通しの変化、追加供給力の計上が要因として整理された。 - 両指標は揚水供給力の算定方法や追加供給力対策の扱いが異なる。資料は算定方法の整合、予測精度向上、対策の発動・計上ルール、電源Ⅲの活用を今後の検討課題として提示しており、具体策は未決定である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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