2027年度向け2026年度追加オークションについて、最新の需要想定・算定諸元を反映した需要曲線の原案が示された。目標調達量は1億9,398万kW、確保済み供給力は1億8,880万kWで、目標を約518万kW下回る。資料は開催の最終決定ではなく、国の審議会が需給状況などを踏まえて開催要否を審議する段階である。
| 原案の主な指標 | 数値 |
|---|---|
| 目標停電量(EUE) | 0.059 kWh/kW・年 |
| 目標調達量 | 1億9,398万kW |
| Net CONE/上限価格 | 10,343円/kW/15,514.5円/kW |
| 上限価格時/価格ゼロ時の調達量 | 1億9,269万kW/2億33万kW |
| 確保済み供給力 | 1億8,880万kW |
目標調達量は、2023年度メインオークション時の1億8,447万kWから約951万kW(5.2%)増加した。需要想定は約99万kW減った一方、計画外停止率の見直しなどにより必要予備力が約336万kW、年間計画停止可能量を2.4か月とする見直しに伴う追加設備量が約825万kW増えた。厳気象対応分は約109万kW減少している。
供給信頼度評価では、2022~2024年度実績に基づくEUE算定向け計画外停止率と、年間計画停止可能量2.4か月を確保するための追加設備量を反映する整理が示され、2027年度向け追加オークションから適用する方針が示された。春季・秋季の厳気象評価の細分化など、評価手法の適用時期も整理されている。地内系統混雑を考慮した評価や予備率とEUEの関係は検討中である。
供給力は、メインオークション契約容量からの市場退出約462万kWを反映し、FIT電源等の期待容量1,766万kW、容量市場外の見込み供給力180万kW、石炭・バイオマス混焼FIT電源508万kW、長期脱炭素電源オークション契約容量142万kWなどを加えて算定した。FIT電源等の期待容量はメインオークション時から154万kW増えたが、石炭・バイオマス混焼FIT電源は144万kW減少している。容量市場外の180万kWには、一定の蓋然性がある供給力120万kWと、需給ひっ迫時に活用可能なブラックスタート電源60万kWを含む。
既定の判断枠組みでは、確保供給力が目標調達量未満なら調達オークション、価格ゼロ時の調達量を超えればリリースオークションが開催判断の対象となる。目標調達量を上回る場合は需給状況を踏まえて調達オークションの要否を判断する。本資料では供給力が目標を下回るため、その差を含む情報を国の審議会へ提出し、開催要否と需要曲線原案の審議を求める。審議後、開催する場合は広域機関が需要曲線と作成要領を公表する。資料記載の予定では応札受付は2026年6月、約定結果公表は7月末頃である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2026年度追加オークションの開催検討と需要曲線の原案について(対象実需給年度:2027年度)」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou_kentoukai/)をもとに当社作成
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