資料総括: エネルギー需給分析報告書
資料の目的・背景
この報告書は、PwCコンサルティング合同会社による定期観測(簡易分析)の状況を報告するものである。検討の期限は2026年3月10日であり、エネルギー需給に関する基礎データの分析を目的としている。
定期観測の全体像
実施計画
- 今年度:
- 簡易分析を実施
- 需要は供給計画に基づく将来需要の推計
- 供給は個別発電所の停止情報を含む将来供給力推計
- 次年度以降:
- 詳細分析を実施
- 具体的なスケジュール
- 2026年1月: 2026年度供給計画(需要想定)公表
- 4月: 供給計画の取りまとめ・長期脱炭素AX結果等公表
分析項目
-
需要:
- 総需要
- データセンター・半導体等の特別需要
- 共通の代表指標(IIP・人口など)
-
供給:
需要の分析
需要概況
-
需要の推移(単位:億kWh)
| 年度 | 実績値 | 需要想定値 | 推計値(ケース1) | 推計値(ケース2) |
|---|
| 2019 | 9,500 | 8,900 | 10,300 | 9,200 |
| 2020 | 12,000 | - | - | - |
| ... | ... | ... | ... | ... |
| 2050 | - | - | - | - |
需要増要素
以下の要因が需要を増加させると見込まれている:
- EVの進展
- 電炉化の進展
- 水素の製造やDAC(直接空気回収)の新設
特定需要分野の推計
データセンター
-
需要推移(単位:億kWh)
| 年度 | 需要想定値 | ケース1 | ケース2 |
|---|
| 2026 | 880 | - | - |
| 2027 | 580 | - | - |
| ... | ... | ... | ... |
半導体
-
需要推移(単位:億kWh)
| 年度 | 需要想定値 | ケース1 | ケース2 |
|---|
| 2026 | 200 | - | - |
| 2027 | 330 | - | - |
| ... | ... | ... | ... |
人口とIIP(鉱工業指数)
- IIPの数値推計:
- 経済見通しに基づく実績値、想定値、モデルケース別設定値を使用
- 人口推計:
- 国立社会保障・人口問題研究所のデータを参照
- 2050年までの推計値設定方法
供給の分析
原子力の推計
-
原子力の供給推計(単位:万kW)
| 年度 | 実績値 | モデルケース別設定値 |
|---|
| 2020 | 910 | - |
| 2024 | 1,330 | - |
| 2040 | 2,700 | 3,300 |
| 2050 | 2,300 | 3,700 |
火力の推計
-
火力発電の設備容量の変動(単位:万kW)
| 事業者 | 発電所名 | 燃種 | 定格容量 | 出典 |
|---|
| 東北電力 | 新潟5号 | LNG | 11万kW | 2025/10/1リリース |
| 袖ケ浦1号 | LNG | 60万kW | 2025/9/30リリース | |
| ... | ... | ... | ... | ... |
結論
本報告書は、2026年度のエネルギー需給分析の基礎データを提供するものであり、需要及び供給に関する綿密な調査結果をもとに、将来の電力需給に関するシナリオを展望するものである。今後の分析及び観測の進展が期待される。