本資料は、2023年3月3日に開催された経済産業省の第37回料金制度専門会合において、電力・ガス取引監視等委員会が提出したものである。目的は、北海道電力及び**東京電力エナジーパートナー(東京電力EP)**による事業報酬に関する申請内容の議論を促進することである。
本資料では以下の内容が検討されている:
料金原価 = 支出(営業費) + 資金調達コスト(事業報酬) - 収入(控除収益)レートベースは、以下の事業資産の価値を基に算定される:
事業報酬率は、自社の自己資本報酬率及び他人資本報酬率の組み合わせによって算定される。
特定固定資産・建設中の資産について、経済的合理性や需要供給の整合性が確認される。不適切と判断された場合は、料金原価への算入が認められない可能性がある。
以下の表は、各事業者の現在の原価と今回申請された原価の比較を示す。
| 事業者 | 特定固定資産 (億円) | 建設中資産 (億円) | 核燃料資産 (億円) | 総合計 (億円) |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 4,915 / 4,677 | 607 / 919 | 1,254 / 1,114 | 7,559 / 8,384 |
| 東北 | 8,500 / 11,477 | 655 / 1,147 | 1,599 / 1,504 | 12,867 / 18,330 |
| 北陸 | 5,811 / 4,155 | 13 / 1,163 | 849 / 840 | 6,569 / 7,587 |
| 中国 | 5,503 / 9,050 | 1,516 / 4,838 | 1,401 / 1,358 | 8,942 / 17,764 |
| 四国 | 2,627 / 3,771 | 193 / 113 | 1,384 / 928 | 4,963 / 6,309 |
| 沖縄 | 2,799 / 3,257 | 139 / 133 | - / - | 3,003 / 3,750 |
以下の表は、地域ごとの営業資本および貯蔵品に対する現行原価と今回申請された金額を示している。
| 地域 | 営業資本現行原価 (億円) | 営業資本今回申請 (億円) | 貯蔵品現行原価 (億円) | 貯蔵品今回申請 (億円) | 計 (億円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 378 | 732 | 173 | 447 | 1,180 |
| 東北 | 1,068 | 1,946 | 575 | 1,403 | 3,349 |
| 北陸 | 299 | 614 | 137 | 498 | 1,112 |
| 中国 | 639 | 1,178 | 325 | 678 | 1,856 |
| 四国 | 351 | 501 | 137 | 274 | 775 |
| 沖縄 | 146 | 267 | 68 | 153 | 420 |
事業報酬は、以下の計算式に基づいて算定される:
[(①電気事業全体の事業報酬 − ②送配電事業の事業報酬) \times ③発電小売事業に占める小売事業の割合]
以下の表は、各地域の電気事業全体の事業報酬および送配電事業の事業報酬に基づく最終的な事業報酬を示している。
| 地域 | 電気事業全体 | 送配電事業 | 事業報酬 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 15,177 | 6,793 | 323 |
| 東北 | 34,659 | 16,329 | 660 |
| 北陸 | 11,951 | 4,366 | 255 |
| 中国 | 27,078 | 9,315 | 527 |
| 四国 | 11,098 | 4,789 | 209 |
| 沖縄 | 3,750 | 2,670 | 62 |
東京電力EPの事業報酬も同様に算定されるが、発販分離会社であるため、「発電小売事業に占める小売事業の割合」は必ずしも100%とはならない点が異なる。
本資料は、事業報酬の算定方法を中心に、運転資本に関連した資金の定義やデータを示し、各地域の事業報酬についての議論や検討事項を整理している。事業報酬の適正な算定に向けた各事業者の意見や、今後の課題が議論されている。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「事業報酬について③」(電力・ガス取引監視等委員会)(https://www.egc.meti.go.jp/activity/index_electricity.html)をもとに当社作成
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