第43回広域系統整備委員会 コスト等検証小委員会 資料概要
本資料は、2024年9月25日に開催された第43回広域系統整備委員会 コスト等検証小委員会における議論内容をまとめたものである。主に「中部関西間連系線に係る広域系統整備計画」における関西送配電の調達プロセスに関する内容が中心である。
目次
- 本日のご確認事項
- 調達プロセスについて
- 随意契約の選択経緯
- 今後のスケジュール
- 重要な数値・データ
- コスト等検証小委員会の進め方
1. 本日のご確認事項
- コスト小委フェーズ2では、調達プロセス及び工事内容に関する確認を行っている。
- 中部関西間連系線に係る計画について、関西送配電の調達プロセスに関連する内容の確認が目的である。
2. 調達プロセスについて
発注方式の概要
関西送配電では、中部関西間連系線の調達の基本方針として一般競争を採用しているが、一部の変電工事においては随意契約を選択している。
| 項目 | 土木電気工事 | GIS | 請負工事 | 鉄塔材 | 電線 |
|---|
| 発注方式 | 一般競争 | 随意契約 | 一般競争 | 一般競争 | 一般競争 |
発注方式に係る確認ポイント
- 調達基本方針に基づき、発注方式が市場原理を確保しているかを確認する。
- コスト低減の取り組みが考慮されているかを評価する。
3. 随意契約の選択経緯
関西送配電が随意契約を選択した理由は以下の通りである。
- 2010年にGIS発注を随意契約として以来、継続している。
- 発電機新設に伴う送電対策工事との関連で、技術の維持や安定した調達を目的とした重電メーカーへの発注を選定している。
発注内示について
発注内示は契約先と取り交わし、契約額が決定する前段階で行われる。以下の流れで実施される。
- 技術方からの依頼
- 見積徴収
- 見積書の受領
- 価格交渉
- 契約締結
4. 今後のスケジュール
今後の受審スケジュールは以下の通りである。
| 番号 | 工事件名 | 事業実施主体 | 2024年度 |
|---|
| ① | 関ケ原開閉所新設 | 中部PG | 4月 5月 6月 |
| ② | 北近江開閉所新設 | 関西送配電 | 4月 5月 |
| ③ | 関ケ原北近江線新設 | 中部PG | 4月 5月 |
5. 重要な数値・データ
- 中部関西間連系線の概算工事費: 1,218億円
- 工事費の概算額: 590億円
- 運転維持費の概算額: 628億円
- 工事完了予定時期: 2030年6月
6. コスト等検証小委員会の進め方
検証の内容
コスト等検証小委員会では、調達プロセスの検証が行われる。主な検証項目は以下の通りである。
- 市場原理の阻害がないか
- コスト低減の努力がなされているか。
検証の項目・時期
検証は以下の2つの段階で進める考えが示されている。
-
コスト等検証開始から早期
- 広域系統整備計画に係る事業実施主体の調達プロセスに関する基本的考え方。
- 主要設備ごとの発注方式の基本的考え方。
-
主要設備に対する検証
- 基本的な方法によらない場合や、複数の調達方法が想定される場合には、以下の項目を検証する:
- 発注方式
- コスト低減施策の方法(競争入札、提案型、共同調達、国際調達等)。
本資料における関西送配電の調達プロセスに関する主要なポイントをまとめた。今後の進展に注目が集まる。