本資料は、発動指令電源の導入上限を増やした場合の供給信頼度評価と調整係数を示し、2026年度向けの算定・調達の考え方を議論するための報告である。導入量を増やすと調達量(kW価値)は増えるが、一定量を超えると飽和するため、導入量と調達量は一致しなくなる。算定結果の報告であり、導入上限や算定方式について新たな決定を示すものではない。
オークションでの設定方法として、次の案が示された。いずれも検討案であり、採用方式は決まっていない。
| 方法 | 特徴・留意点 |
|---|---|
| 応札前に想定導入量から設定 | 事業者は係数を把握して応札できるが、実際の応札量と想定がずれる場合がある。 |
| 応札後に応札量から算定 | 応札結果を反映できるが、係数を事前に把握できず、算定のため約定処理に時間を要する。 |
| 応札量に対応する事前提示の一定値を適用 | 応札量に近い係数を比較的短期間で設定できるが、事前に係数を把握できず、想定との差も生じ得る。 |
事後設定では、メイン・追加オークション間で同一年度の調整係数が異なる可能性がある。また、追加オークション分の導入量をどう織り込むか、最低期待容量の判断をどう可能にするかも検討課題である。
発動指令電源の調達量を増やしても、試算上、飽和後は供給信頼度評価(EUE)がほぼ変わらない一方、平常時に卸電力市場や相対取引へ供給される電力量が減る可能性がある。資料は、供給信頼度に加えて平常時の供給力への影響も踏まえた意見を求めている。なお、2021年度メインオークションでは調達上限を全体4%に拡大し、メインで3%、追加で拡充分1%を上限とする整理が行われたが、本資料の5〜6%導入量の算定は2026年度向けの影響確認である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「発動指令電源について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou_kentoukai/)をもとに当社作成
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