本資料は、第77回広域系統整備委員会における中部関西間連系線の計画策定に関するものである。特に、実施案や事業実施主体の決定に向けた議論の内容が中心となっている。
本委員会では以下の事項について議論が求められている。
実施案の内容については、3月1日付けで報告されており、広域系統整備計画案の作成に向けた確認が進められる必要がある。
以下に主要な工事概要を示す。
| 開閉所 | 個別工事件名 | 内容 | 事業実施主体候補 |
|---|---|---|---|
| ① 関ヶ原開閉所新設 | 500kV GIS 6回線新設 | 中部PG | |
| ② 北近江開閉所新設 | 500kV GIS 6回線新設 | 関西送配電 | |
| ③ 関ヶ原北近江線新設 | 500kV送電線TASCR8104導体 2回線新設2.1km 鉄塔5基新設 | 中部PG | |
| ④ 三岐幹線n引込 | 関ケ原開閉所への既設三岐幹線n引込 500kV送電線TACSR8106導体 2回線新設0.2km移線0.7km 鉄塔2基新設鉄塔1基撤去 | 中部PG | |
| ⑤ 北近江線n引込 | 北近江開閉所への既設北近江線n引込 500kV送電線TACSR8104導体 2回線新設1.3km撤去0.8km 鉄塔3基新設鉄塔1基撤去 | 関西送配電 | |
| 北部変電所短地容量対策 | GISGCSGCB 改造7ユニット LS 他取替 他 | 中部PG | |
| 電磁誘導対策 | 電磁誘導対策 | 中部PG・関西送配電 | |
| 給電システム改修 | エリア中給基幹給システム改修 | 中部PG・関西送配電 | |
| 通信設備 | 多重無線 他 | 中部PG・関西送配電 |
実施案では、基本要件に対する概算工事費の増加が見込まれており、特に以下の確認が重要である。
| 項目 | 確認事項 | 概要 |
|---|---|---|
| (A) | 公募要綱等への適合性 | 増強容量増強の完了時期等の法令適合性 |
| (B) | 経済性 | 工事費、流通設備の維持運用費用等 |
| (C) | 系統の安定性 | 電力系統の運用に関する柔軟性等 |
| (D) | 対策の効果 | 安定供給、再エネ電源の導入拡大等 |
| (E) | 事業実現性 | 流通設備の建設用地取得を含む |
| (F) | 事業継続性 | 財務的健全性、保守運用体制等 |
| (G) | その他実施案の妥当性を評価するに当たって必要な事項 |
今後は、上記の確認事項に基づき、実施案及び事業実施主体を決定するための総合的な評価を行う予定である。特に、経済性に関する確認には十分な注意が必要である。
概算工費541億円を用いた評価において、B/C比が概ね1を超えることが確認された。
| B / C | ケース1 | ケース2 | ケース3 | ケース4 | ケース5 | ケース6 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 燃料価格基準 | 0.71 | 0.92 | 0.78 | 1.05 | 0.82 | 1.13 |
| 燃料価格高騰 | 1.67 | 1.89 | 1.88 | 2.15 | 2.00 | 2.30 |
本資料では、中部関西間連系線に関する概算工事費や物価補正率、費用便益評価に関する詳細が示されている。これにより関係者が今後の議論や決定に向けた材料を得ることができる。今後の進捗に関しても、透明性を持って進めていくことが求められる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「中西地域の広域連系系統に係る計画策定プロセス:中部関西間連系線に係る実施案及び事業実施主体の決定ほか」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/kouikikeitouseibi/index.html)をもとに当社作成
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