policy scope

電力・ガス取引監視等委員会 ・ 料金審査専門会合

第26回 料金審査専門会合

公開資料 4 件会議体の公式ページ

この回のダイジェスト

9社の事後評価では命令対象なし。中部・東京EP・四国の収支と費用を追加検証した。

この回で示されたこと

  • 料金改定を行っていない関西電力を除くみなし小売9社を評価し、料金変更認可申請命令の対象会社はなかった。審査基準は、規制部門利益率が電力10社の過去10年度平均2.3%を上回るかを確認し、上回る場合に累積超過利潤または自由化部門の連続赤字を判定する二段階方式である。資料1
  • 基準判定とは別に、中部電力、東京電力EP、四国電力を追加検証対象とした。料金原価を上回る実績費目について、原価超過の理由、部門別利益率の差、効率化の進捗を確認する論点が示された。資料1
  • 平成26~28年度平均の部門別利益率は、規制部門3.5%、自由化部門6.7%であった。燃料費調整の反映時期差、費用整理の見直し、需要補正、値上げ実施の遅れが差異要因として示され、これらを除く試算では2.2%と2.9%に差が縮小する。資料2
  • 料金原価に織り込んだ年間効率化1,915億円に対し実績は2,354億円で、439億円上回った。平成29年度は会社全体で約550億円の利益を見込む一方、規制部門収支は約100億円の損失見込みとされた。資料2
  • 東京電力EPの2016年度損益は規制部門77億円、自由化部門563億円の黒字で、2017年度の規制部門損益は約100億円の赤字見込みとされた。料金改定の判断は今後の経営環境や市場動向を総合的に勘案するとされ、改定決定は示されていない。資料3
  • 四国電力の2016年度は規制部門が11億円の赤字、自由化部門が79億円の黒字であった。2017年度は規制部門の当期純利益を約15億円と見込み、会社はコスト削減と販売拡大を続け現行料金の維持に努めるとしている。資料4

今後の予定・残った論点

  • 送配電非関連固定費の需要補正は、全面自由化後に規制部門へ費用が寄りやすい状況が示され、補正の見直しを含む検討が今後の課題とされた。資料1
  • 消費者庁は、効率化や原子力再稼働による費用低下の規制料金への反映監視、利益率基準の適正性、評価結果の分かりやすい公表を求めた。これらは意見・要望であり決定措置ではない。資料1

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    原価算定期間終了後の事後評価

    - 関西電力を除くみなし小売電気事業者9社の事後評価では、料金変更認可申請命令の対象となる会社はなかった。 - 利益率基準を上回った5社も、累積超過利潤が一定水準を超えず、自由化部門の2年連続赤字にも該当しなかった。 - 別途、中部電力、東京電力EP、四国電力について、料金原価を上回る費目の理由、部門別利益率、経営効率化の進捗を追加検証する。 - 全面自由化後は需要補正により費用が規制部門に寄りやすい状況が示され、補正の見直しや規制料金への費用低下の反映が今後の論点である。

  2. 2

    電気料金の評価について

    - 中部電力の平成26~28年度の電気事業収支は、規制・自由化両部門とも黒字で、利益率はそれぞれ3.5%、6.7%であった。 - 利益率の差には、燃料費調整のタイムラグや費用配分方法の見直しなどが影響し、これらの影響を除く試算では差が縮小する。 - 実績費用は原価を2,825億円下回り、効率化額は原価織込みの1,915億円に対して2,354億円となった一方、人件費やその他経費などは原価を上回った。 - 平成29年度は全社で約550億円の利益を見込む一方、規制部門は約100億円の損失見込みであり、会社は効率化継続と現行料金水準の維持を掲げた。

  3. 3

    電気料金の評価について

    - 2016年度は規制部門77億円、自由化部門563億円の電気事業利益となり、両部門とも黒字であった。利益率差は燃料費・需要減などの影響を除く試算で1.9ポイントから0.7ポイントへ縮小する。 - 販売電力量は改定時想定から12.8%減り、原子力は全機停止した一方、効率化額は計画3,626億円に対し実績7,673億円で、4,047億円上回った。 - 2016年度の規制部門当期純利益は51億円であった。料金改定は今後の経営環境等を踏まえて判断するとされ、決定は示されていない。 - 2017年度はEP全体で650億円程度の経常利益を見込む一方、規制部門の電気事業損益は約100億円の赤字見通しである。

  4. 4

    電気料金の評価について

    - 平成28年度の電気事業利益は全社68億円の黒字だが、規制部門は11億円の赤字、自由化部門は79億円の黒字であった。 - 営業費用は原価比167億円減となったが、燃料費等の低下を人件費、設備費、購入電力料などの増加が一部相殺し、費用単価は原価を0.65円/kWh上回った。 - コスト削減実績は478億円で、計画と査定額の合計412億円を66億円上回った。 - 平成29年度の規制部門純利益は約15億円の見通しであり、会社は需要減や安全対策費等を踏まえて現行料金の維持に努めるとしている。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

料金審査専門会合

ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。

開催回の一覧へ