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経済産業省 ・ GX実現に向けた排出量取引制度の検討に資する法的課題研究会

第3回 GX実現に向けた排出量取引制度の検討に資する法的課題研究会

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この回のダイジェスト

行政法・民事法の制度案と未決論点を整理した回である。

この回で示されたこと

  • 行政法の骨子案は、排出枠を「排出の許可」または「排出量に応じた償却義務」の一方に限定せず、両方の性格を持たせる構成も検討対象とした。制度の具体的決定ではない。資料1
  • 無償割当量の決定・割当や実効性確保措置は取消訴訟の対象となる処分と整理し、割当算定基準は意見公募・審議会等で意見を聴き、反映状況の透明性を確保する方向を示した。割当は明確な計算式等に基づき非裁量的に行う案である。資料1
  • 償却義務の不履行には、未償却排出枠の価格に比例する課徴金が適切との考え方を示した。金額算定や事前手続保障、罰金を併科する場合の調整は今後の検討課題である。資料1
  • 民事法上、排出枠を「特殊な財産権」と位置付ける案を提示した。口座簿記録による帰属確定、振替による譲渡、善意取得の要件や、取消し後の返還・償却の扱いは未決の論点である。資料2
  • 質権設定の可否、民事執行での差押え、破産時の処分、償却まで一定量を保有させるコミットメントリザーブを論点として提示した。リザーブは過剰売却による償却不足を防ぐ一方、市場流動性への配慮が必要とされた。資料2

前回からの変化

  • 前回は行政法上、排出枠償却義務を許可とみるか行為義務とみるかが検討課題であった。今回は両方の性格を持たせる構成も検討対象に加えたが、結論は示していない。資料1
  • 前回は個別割当ての処分性、訴訟・不服申立て、算定基準策定時の意見聴取が主な検討課題であった。今回は割当決定等を取消訴訟の対象となる処分と整理し、基準策定自体には処分性がないとの整理、非裁量的な算定や第三者認証・検証の案を示した。資料1
  • 前回は不足排出枠に応じた金銭負担や追加償却、二重処罰の懸念を論点としていた。今回は未償却排出枠の価格に比例する課徴金を適切とする考え方を示し、算定・手続・罰金併科時の調整を課題として残した。資料1

今後の予定・残った論点

  • 2026年度の本格稼働に向け、具体的な制度設計を踏まえた法的検討を続ける。資料1
  • 課徴金の算定、事前手続保障、罰金併科時の調整を検討する。資料1
  • 排出枠の法的性質、口座記録・善意取得、取消し後の返還や償却、質権・差押え・破産処分、コミットメントリザーブの制度設計を詰める。資料2

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    【骨子案】排出量取引制度の法的課題とその考え方(行政法)

    - 2026年度の本格稼働を見据えた法的課題の骨子案であり、具体的な制度決定ではない。排出枠制度は許可制と償却義務の双方の性格を持つ構成も検討する。 - 割当決定等は訴訟対象となる処分と整理される一方、算定基準の策定には処分性がないとされ、意見聴取・透明性の確保が重要である。 - 無償割当は明確な計算基準で非裁量的に決め、第三者の認証・検証を活用しつつ、行政庁が最終決定を担う方向が示される。 - 不履行には課徴金が適切との考え方が示される。総量配分による事業者間訴訟、情報公開、会計処理も課題であり、具体設計に沿った追加検討が必要である。

  2. 2

    民事法上の論点について

    - 排出枠の民事法上の性質は「特殊な財産権」とする従前の整理を基礎に検討するが、法的性質の確定や制度設計の範囲は未決である。 - 口座簿記録による帰属を前提に、JCMクレジットと同様の譲渡・保有推定・善意取得規律を設けるか、詐欺取消し後の返還請求や償却の効力をどう扱うかが論点である。 - 誤った無償割当ての処理、質権、差押え、破産管財人による処分の扱いも検討事項として提示され、いずれも決定事項ではない。 - 償却確保策として、履行まで一定量の保有を義務付けるコミットメントリザーブが紹介されるが、市場流動性への配慮が必要である。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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