この回のダイジェスト
三次②の開設時ルール案と意見募集を示し、余力活用の契約・価格論点を整理した。
この回で示されたこと
- 容量市場で調整機能を有すると登録し落札した電源に、GC後の余力を活用する契約を求め、オンライン監視や調整機能の使用を契約条件とする案が示された。経済差替え、下げ調整、系統機能、緊急時の追加起動に使い、下げΔkWは当面市場調達しない整理である。資料2
- 余力のkWh単価は需給調整市場システムに登録し、プライスベース入札とGC直前までの変更を認める案が示された。中給システムは2021年4月を目途に30分ごとの単価登録・変更に対応する方針である。変更対象や締切、旧一般電気事業者への適用は未決である。資料2
- 三次②の入札は前日12~14時、約定処理は15時までとする案である。市場契約の参加資格案は法人格と純資産1,000万円以上で、アグリゲーターは需要家とリソースの組合せを四半期ごとに最大10パターン登録し、事前審査合格パターンで応札する。資料1
- 三次②の事前審査は5分間隔で応動時間・出力変化量・継続時間等を確認し、許容幅を応札予定ΔkWの±10%とする。実績はコマごとの30分平均で評価し、供出未達は未達率に応じて減額、指令応動が許容範囲外ならΔkW落札額のマイナス50%とする開設時の案である。資料1資料3
- 開設時はオンラインTMを用いたアセスメントと精算を手動で行い、1~2か月後に実施する案である。落札ブロック内の電力量は調整力kWh、前後の応動分はインバランスとして扱い、ΔkW・kWh・ペナルティの精算時期をそろえて預託金を不要とする。資料3
- 三次②の市場設計について2019年4月26日~5月17日に意見を募集し、集約・評価後に設計への反映を検討する提案である。2021年度の取引開始に向け、参入準備等を踏まえて市場設計の審議を2019年度第1四半期までに終える必要性が示された。資料4
前回からの変化
- 三次②の事前審査・アセスメントの基本案を、開設時の精算・ペナルティ案まで具体化した。未達率に応じた減額、範囲外応動へのΔkW落札額マイナス50%、月3回以上のペナルティ発生時の事前審査再実施が示された。資料1資料3
- 三次②の参加・運用ルールに、前日12~14時の入札日程、法人格・純資産1,000万円以上の資格案、アグリゲーターの最大10パターン登録などが加わった。資料1
- 前回は残る検討事項だった三次②の制度設計について、2019年4月26日~5月17日の意見募集と、2019年度第1四半期までに審議を終える必要性が示された。資料4
- 前回示された現行中給方式による二次①広域運用の検証に関連し、シミュレーションを含めて検討する方針が整理資料に記載されたが、実現可否・導入時期は引き続き未決である。資料5
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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需給調整市場(三次調整力②)について(案)
- 2021年度の三次②市場開始に向けた意見募集案であり、前日12~14時に入札、14時締切、15時までに約定処理を行う。kWh単価の変更期限は検討中である。 - ΔkWは指令可能な調整力を確保する取引とし、属地TSOと提供者が市場契約を結ぶ。資格要件案は法人格と純資産1,000万円以上である。 - 事前審査は商品要件適合を確認し、アグリゲーターは需要家リストと最大四半期10パターンを登録・審査する。変更は原則3か月前申請である。 - アセスメントⅠはΔkW確保、Ⅱは30分平均の応動を評価し、未達・許容範囲外に1.5倍相当のペナルティを設ける案である。精算は調整力kWhとインバランス等を区分し、ΔkWは1~2か月後、預託金不要とする案である。
- 2
余力活用の仕組みについて
- 容量市場開設後も、一般送配電事業者がGC後の余力を使う仕組みを設け、経済差替え、下げ調整、系統機能の活用などに充てる提案である。 - 余力活用には契約、事前審査、機能の利用可能状態、オンライン監視を求め、kWh対価は契約に基づき精算する案である。 - GC直前までのkWh単価変更とプライスベース入札が実効性を高めるとの見解だが、対象・締切・適用範囲は未決で、今後議論する。 - 調整機能設備の維持はグリッドコード整備で検討し、再エネ抑制回避を目的とする揚水維持のインセンティブは別途審議する提案である。
- 3
三次調整力②のアセスメント・ペナルティ等について
- 三次②は、落札ブロック内の逸脱電力量を調整力kWhとして精算し、ブロック前後の差分はインバランス精算とする整理である。 - 金銭ペナルティ案は、アセスメントⅠの未達率に応じた1.5倍減額と、アセスメントⅡの許容範囲外で報酬を落札額のマイナス0.5倍とする方式である。 - アセスメントⅡのペナルティが月3回以上の落札ブロックで発生した場合、事前審査を再実施する案である。 - オンラインTMを用い、精算は1~2か月後、預託金は不要とする一方、情報連携やサイバーセキュリティ等は市場開設前の検討事項である。
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需給調整市場(三次調整力②)に関する意見募集について
- 2021年度の三次調整力②の広域調達・運用開始に向け、市場設計案について関係者の意見を募る提案である。 - 募集は2019年4月26日~5月17日の予定で、寄せられた意見を集約・評価し、市場設計への反映を検討する。 - 開設準備を踏まえ、三次②の市場設計審議を2019年度第1四半期までに完了する必要性が示され、三次②を優先検討する方針案である。 - VPP・DRの技術事項はERAB検討会と連携して検討する提案である。
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本小委員会における議論の方向性と整理
- 需給調整市場は商品別に段階的に広域化し、三次①は2022年度から年間で設備を確保し、2024年度以降は週間広域調達、二次②は2024年度から週間広域調達とする方針である。 - 三次②では2021年度の広域調達・運用に向け、契約、アグリゲーター登録、事前審査、提供義務、実績評価のルールを整理した。 - 一次・二次①の広域調達可否と開始時期、二次①の具体的運用、情報公開や複合約定などは未決定であり、系統制約や中給改修を踏まえ継続検討する。 - 三次②の下げ調整力は市場調達せず、調達後のトラブル時は所定の優先順位で代替電源を確保する方針である。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
需給調整市場検討小委員会
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