この回のダイジェスト
第5回は家庭用蓄電池とハイブリッド給湯機のDRready要件案・運用論点を具体化した。
この回で示されたこと
- 家庭用蓄電池の収益源として、経済DRのkWh・kW、容量市場の供給力、需給調整市場の調整力を組み合わせる形を示した。上げDRの収益化は継続議論とされた。資料1
- 家庭用蓄電池の応動評価は、経済DR・容量市場の受電点計測ではメーカークラウドとGW端末が対応する一方、需給調整市場の受電点計測ではGW端末のみ対応し、機器点計測はいずれも未対応と整理した。資料1
- 家庭用蓄電池では、30分単位の充放電制御、需給調整市場の三次②で5分・三次①で1分の指令追従、一次調整力で2秒以内の自端制御と1秒周期の実績送信が必要機能として示された。逆潮流対応とJC-STARレベル1適合も必須要件として提示された。資料1
- 家庭用蓄電池のDRready要件案は、GWまたはメーカーサーバー経由の通信、目標値・継続時間を指定する充放電指令、充電量・バックアップ用電力量の把握、制御後の元モード復帰、計量値送信、個体識別を含む。特定計量制度対応の要否は継続議論とされた。資料2
- ハイブリッド給湯機は、機器側がDR指令を踏まえて沸き上げ計画を作り、給湯確保と省エネ性を保つ方針案を示した。DR可能量・開始停止時刻の連携などを共通領域、DR最大化を目的とする当日指示を競争領域とする案である。資料3
- ハイブリッド給湯機では、経済DRの前日計画とインバランス回避の当日調整をユースケースとして提示した。下げDRの指示表現や未実装機能を含むエコーネットライトの要件・指示フローを今後整理する方針である。資料3
前回からの変化
- 家庭用蓄電池DRreadyの基本案を通信接続・外部制御・セキュリティの具体要件に展開し、充電量とバックアップ量の把握、指令後のモード復帰、計量値送信、個体識別を要件案として示した。特定計量制度対応は引き続き未決である。資料2
- 家庭用蓄電池について、前回示した一次調整力の競争領域という整理を維持しつつ、今回の市場実務資料では2秒以内の自端制御と1秒周期の実績送信を必要機能として具体化した。資料1資料2
- ハイブリッド給湯機の制御案を、前回のPVモード・貯湯量制御の区分から、機器側の計画策定を基本とする共通領域とDR最大化の開始・停止指示を行う競争領域に整理し、前日経済DRと当日インバランス回避の指示フローを提示した。資料3
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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家庭用蓄電池のユースケース
- 家庭用蓄電池のアグリゲーションは、小売兼アグリゲーターが主流で、経済DR・容量市場・需給調整市場の収益を組み合わせる構成である。上げDRの収益化は継続議論事項である。 - 応動評価は受電点では一部対応済みだが、機器点計測は特定計量制度対応または特例計量器が必要で、需給調整市場のメーカークラウド経由もBルート取得上の課題がある。 - 提案要件は商品により異なり、30分制御から5分・1分追従、一次調整力の2秒以内自端制御までを含む。逆潮流対応とJC-STARレベル1適合は必須、計測・監視制御の高度化などは競争領域と整理される。 - FY26欄に需給調整市場の計測・制御方式が列記されるが、FY24〜FY28表から確定導入時期は判別できない。
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家庭用蓄電池のDRreadyについて
- 家庭用蓄電池のDRready要件案として、バックアップ用電力を確保しながらDRを行い、DRサービサーが充放電を計画・指令する方向が示された。要件は未確定である。 - 通信要件案は、機器等とGWの通信、およびDRサービサーサーバーとの構造化データ形式による通信である。メーカーとHEMSのメーカーが同一の場合はGW経由型とする案である。 - 外部制御では、充放電指令、充電量・バックアップ用電力量の把握、制御後のモード復帰、計量値の送信などを検討する。特定計量制度への対応要否は未決である。 - セキュリティはヒートポンプ給湯機と同様の要件を求める案であり、一次調整力に必要な機能は競争領域とする整理が示された。
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ハイブリッド給湯機 DRready勉強会
- ハイブリッド給湯機は、給湯と省エネ性を保つため、DR指令を加味した沸き上げ計画を機器側で策定する案である。 - 共通要件にはDR可能量・消費電力等の送信と、開始・停止時刻の受信を想定し、DR最大化の指示は競争領域として整理する。 - 経済DRは前日計画、インバランス回避は当日調整とするユースケースを提示したが、指示フローには未実装の内容がある。 - 今後、下げDRの懸念確認と、将来実装に向けたエコーネットライト要件・指示フローの整理を進める方針である。
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DRready勉強会
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