ハイブリッド給湯機では、給湯の確保と省エネ性を保つため、DR指令を受けた機器側が沸き上げ計画を策定することを基本とする。湯切れしにくい特性を生かしつつ、DRによって省エネ効果を損なわない計画が必要である。将来に向けて、DRを最大化する運転方法も競争領域として確保する考えである。これらは勉強会での検討案であり、要件としての確定や実装を示すものではない。
| 区分 | 想定する機能 |
|---|---|
| 共通領域 | DR可能量の送信、開始時刻・停止時刻の受信、指令を加味した機器側の沸き上げ計画、消費電力の推定値または計量値の送信、個体識別情報の保有・確認 |
| 競争領域 | DR最大化を目的とする開始・停止指示の受信。サービサー側で計画を立てる運用を想定 |
開始時刻だけでなく停止時刻も扱う案は、どの時間帯以降のDR量をシフトするか明確にするための提案である。また、下げDRは沸き上げ停止を指示するため、要件表現から「沸き上げ」を外す見直し案が示されている。ヒートポンプ給湯機の要件との共通部分を踏まえつつ、ハイブリッド給湯機固有の要件を今後明確にする。
| 区分 | 目的・タイミング | 指示の扱い |
|---|---|---|
| 共通領域・前日 | 経済DR。需給バランス最適化のため前日に計画し、DR可能量を確認して開始・停止時刻を指示する | 当日の上げDRでは指定時間に沸き上げ、下げDRでは指定時間に沸き上げを停止する想定 |
| 競争領域・当日 | インバランス回避。需給不均衡への迅速な対応を想定 | 上げ・下げDR指示を当日に行い、解除まで制御する最大化運転を提示 |
ERAとの意見交換では、開始・停止時刻の指定は蓄電池に近い制御として有用で、インバランス回避にも使えるとの意見があった。DR可能量が必要となる時点は、経済DRでは前日12時、インバランス回避や容量市場では直前と整理された。図示された前日・当日の指示フローには「未実装」と明記されたものがあり、既存機能として扱うことはできない。貯湯量によっては、指定した停止時刻より前に沸き上げが止まる場合もある。
下げDRのユースケースを関係者に提示し、ヒートポンプ給湯機や蓄電池で議論されていない点も含めて懸念を確認する。あわせて、現在未実装の内容も将来の実装対象として、エコーネットライトのプロパティ要件とDR指示フローを整理する。競争領域では、将来のエネルギー事情も考慮した項目を定義する方針である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「ハイブリッド給湯機 DRready勉強会」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/dr_ready/index.html)をもとに当社作成
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