本資料は、2025年4月22日に資源エネルギー庁及び電力広域的運営推進機関(OCCTO)によって作成されたものである。目的は、変動性再エネ電源の取扱いに関する検討を行うことであり、特に同時市場における特殊なリソースとしての変動性再エネ電源に焦点を当てている。
変動性再エネ電源は以下のように分類される:
| 電源種別 | 入札方法 | 再エネ予測差の調整 |
|---|---|---|
| FIT特例① | FIT事業者との相対契約から入札 | 三次調整力②ΔkW-IIIで調整 |
| FIT特例② | 同上 | 三次調整力②ΔkW-IIIで調整 |
| FIT特例③ | 同上 | 三次調整力②ΔkW-IIIで調整 |
| FIP電源等 | FIP電源の出力を予測し入札 | 時間前市場の詳細設計が重要 |
長周期の組み合わせによる再エネ出力制御は、供給過多を緩和する手段として広域的に実施されている。この中で按分処理が行われ、公平性を確保する。
現在、出力制御が行われるエリアでは、地域間連系線が供給過多エリアから他エリアへの送電に活用され、申出量に基づいて公平性の観点から活用されている。
再エネ出力制御指令の発動日数に関するデータを以下に示す。
| 月 | 日数 |
|---|---|
| 4月 | 21 |
| 5月 | 15 |
| 6月 | 3 |
| 7月 | 1 |
| 8月 | - |
| 9月 | 4 |
| 10月 | 11 |
| 11月 | 7 |
| 12月 | 1 |
| 1月 | 4 |
| 2月 | 2 |
| 3月 | 13 |
| 合計 | 82 |
| 年度 | 月 | 北海道 | 東北 | 東京 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | 4月 | - | 5 | - | 5 | 5 | - | 18 | 15 | 20 | 68 |
| 5月 | - | 4 | - | 5 | 5 | - | 16 | 18 | 21 | 69 | |
| 合計 | - | 14 | - | 14 | 13 | 3 | 62 | 42 | 136 | 286 | |
| 2024 | 4月 | 1 | 12 | - | 6 | 11 | 6 | 16 | 9 | 15 | 76 |
| 合計 | - | 32 | - | 23 | 22 | 30 | 67 | 77 | 128 | 381 |
FIT電源の計画値と実績値の差分はインバランスとなり、回避可能費用でインバランス精算を行う仕組みが設けられている。
| 時期等 | 回避可能費用単価の算定方法 | 備考 |
|---|---|---|
| 平成24年度・平成25年度認定分小売買取 | 全電源平均可変費単価 | 条件を満たせば維持可能 |
| 平成28年度小売買取 | スポット市場価格時間前市場価格の加重平均30分単位 | 令和3年度以降小売買取分はこの方法に一本化 |
FITのインバランスリスクは本来再エネ事業者が負うが、固定買取制度により買取義務者がインバランス精算を行い、収支をゼロとする仕組みが整っているため、TSOが負担している。
本資料では、変動性再エネ電源に関する現在の取扱い及び課題を整理し、同時市場における課題を明示した。具体的な入札方法や調整方法が今後の課題として指摘されており、引き続き議論が求められる状況にある。また、再エネ出力制御の実績についても報告し、今後の検討に役立てる方針である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「同時市場における特殊なリソース(変動性再エネ)の取扱いについて」(経済産業省)(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/doji_shijo_kento/index.html)をもとに当社作成
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