第21回グリッドコード検討会の概要
資料の目的・背景
本資料は、2026年3月31日に開催される第21回グリッドコード検討会におけるものであり、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が作成した。検討会では、分散電源のサイバーセキュリティ対策及び技術要件の見直しが議論される。
目次
- 第21回検討会の位置づけと資料内容
- 本日ご議論いただきたい事項
- 第20回検討会での議論の整理
- スケジュール(フェーズ2)
第21回検討会の位置づけと資料内容
フェーズ2のテーマ
本検討会のテーマには以下が含まれる。
- 再エネ出力制御の合理化
- 電力品質の確保
- 需給・周波数変動、電力変動、同期安定度の調整・変動対応能力の具備
- 顕在化した事象の拡大回避(電圧フリッカ、電源脱落)
過去の検討会の概要
- 第4回〜第16回検討会
- 第17回〜20回検討会
- 2025年度以降の要件化候補の決定
- フェーズ2の審議スケジュール決定
- 分散型電源のサイバーセキュリティ対策の要件化審議
第21回検討会の具体的な検討事項
- 分散電源のサイバーセキュリティ対策の要件化
- 個別技術要件
本日ご議論いただきたい事項
- 分散型電源のサイバーセキュリティ対策
- 個別技術要件「出力変化速度の上限」
- 要件の現時点での検討状況と今後の方向性
- 課題: 系統周波数電圧変動の抑制
- 個別技術要件「FRT要件見直し」
| 技術要件名 | 課題 | 要件概要 |
|---|
| 出力有効電力の増加変化速度の上限 | 系統周波数電圧変動の抑制 | 急峻な出力変化が可能な蓄電池による系統周波数や電圧の変動などを緩和 |
| 周波数変化率耐量RoCoF | 周波数変動に対する運転継続 | 周波数変化率df/dtが増加した場合の運転継続と制限値を規定 |
| 周波数ステップ変化耐量 | 周波数変動に対する運転継続 | 系統事故時の運転継続に関する制限値を規定 |
| 電圧位相変化耐量 | 電圧変動に対する運転継続 | 系統事故時の運転継続に関する制限値を規定 |
第20回検討会での議論の整理
- 各議論の要素
- データセンターに関するFRT要件への対応
- 海外との国際規格との調和と相互認証の推進
サイバーセキュリティ対策
- 太陽光と蓄電池の要件化について、2027年4月に規定する方向で整理されている。
スケジュール(フェーズ2)
今後のグリッドコード検討会の日程及びフェーズ2における要件化候補の整理を以下の表に示す。
| 検討フェーズ | 2022年度 | 2024年度 | 2027年頃 | 2030年頃 | 長期以降 |
|---|
| フェーズ1 | 検討完了 | 2023年4月 要件化完了 | | | |
| フェーズ2 | 検討完了 | 2025年4月 要件化完了 | | | |
| フェーズ2 | 技術開発動向等注視 | 早期要件検討個別評価 | 2027年度 要件化目標 | | |
| フェーズ3 | 検討着手 | | | 2030年度 要件化目標 | |
| フェーズ4 | 継続検討 | | | | |
以上が第21回グリッドコード検討会に関する資料の概要である。今後の進捗状況については引き続き注視が必要である。