事務局は、追加オークションで調達する予定としてメインオークションの募集量から控除しているH3需要の2%分を、今後はメインオークションで全量調達する案を示した。これは本検討会で意見を求めている提案であり、本資料では決定事項として扱われていない。
| 判断材料 | 資料が示す状況 |
|---|---|
| 市場退出 | 追加オークション開催判断時点で、退出量はH3需要比で約3%。2025~2027年度は2.9~3.4%である。 |
| 追加オークション | 2025・2026年度の開催判断では、確保済み供給力が目標調達量をそれぞれ516万kW、518万kW下回った。2%控除をなくしても開催される可能性は十分あると事務局はみている。 |
| 発動指令電源の応札 | メインオークションの応札量は増加し、2028年度以降は現行上限(H3需要の4%)を上回る。一方、2025・2026年度の追加オークションは応札量が上限を大きく下回り、上限を1%下げる仮定でも不足する。 |
| 供給力の見通し | 国の審議会資料では、需要増加と火力の休廃止が見込まれ、2025年度比で2030年までに1,300万kWの火力休廃止が供給計画に計上されている。未決定の休廃止は含まれず、今後増える可能性がある。 |
2%分をメインオークションに移す案に合わせ、応札上限容量を次のように変更する案である。
| オークション | 現行 | 見直し案 |
|---|---|---|
| メイン | H3需要の4% | H3需要の5% |
| 追加 | H3需要の1%+市場退出量 | メインオークション未達量+市場退出量 |
現行の2%控除は、4年前には稼働が見通せない自家発、未稼働原子力、DRなどにも実需給に近い時点で参加機会を与える目的で設けられた。発動指令電源1%、安定電源1%を基本に追加オークションで調達する整理であった一方、非落札電源が追加オークション前に退出し、必要量を確保できない懸念も当初から示されていた。
事務局は、市場退出や応札の実績、国の審議会で示された供給力不足のシグナルを踏まえ、今回の見直し案を提示した。将来、追加オークションが開催されにくい市場環境となった場合の発動指令電源の扱いは、市場退出・応札動向を確認し、国と連携して引き続き検討する。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「追加オークションで調達を見込む供給力の扱いについて」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou_kentoukai/)をもとに当社作成
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