この回のダイジェスト
控除案と一次ΔkWマージンの整理が進み、2026年度市場運営・再エネ参加などの検討状況が示された。
この回で示されたこと
- 市場外調整力の控除開始を提案。火力は全9エリア、揚水は5エリアを対象とし、三次②は除外する案である。準備が整ったエリアから2026年3月までに開始し、火力は過去1年実績の1σ相当値で控除量を算定する。資料1
- 一次調整力のΔkWマージンは、供給力・熱容量の観点で設定不要と整理し、同期・電圧安定性と周波数維持の観点でも基本的に廃止する方向を示した。廃止時期は未決定である。資料2
- FIP電源等はリクワイアメントを満たせば需給調整市場に参加可能だが、FIT電源①③は参加できないと整理した。出力制御時の調整機能活用に向けた検討を進める案を示した。資料3
- 三次②の30分化後、全国の募集量は試算比で約25%減の5,204MW/日、応札量は約52%増の20,480MW/日となった。大きな問題は確認されていないとの評価を示し、実績蓄積後に再検証する方針である。資料4
- 2026年度市場に向け、約定処理を原則14~15時の60分以内に完了する前提でMMSを開発中である。低圧リソースの60MB超ファイル提出方法は検討中で、システム切替は2026年3月12日夜~13日朝の予定である。資料5
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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市場外調整力の控除について(その2)
- 市場外調整力控除の導入案を提示し、火力は全9エリア、揚水は北海道・東京・関西・四国・九州を対象とする。四国のLNG機と三次②は控除対象外である。 - 控除量は過去実績の1σ相当値を月別・3時間ブロック別に算定する案であり、揚水はkW余力に加えて池水位由来のkWh余力も反映する。 - 準備が整ったエリアから順次開始し、期限は2026年3月までとする。2026年度以降は全商品前日取引化後の状況を踏まえて再検討する。 - これは審議を求める提案であり、控除量の過大・過少によるコストや調達への影響を踏まえ、導入後の見直しも想定している。
- 2
一次調整力のΔKWマージンの取扱いについて
- 一次調整力のΔkWマージンは、供給力確保と熱容量制約の観点では設定不要(廃止可)と整理された。 - 同期・電圧安定性制約と周波数維持制約でも基本的に廃止する方向だが、適用時期は未決定である。 - 2024年度開始の広域調達は応札不足が続き、実績が少ないため、フリンジへの影響を評価しにくい。 - 実績や関連検討を踏まえて廃止時期を改めて示し、複合約定時のマージン設定方法も見直す予定である。
- 3
将来の変動性再エネの調整機能の活用方法の検討について
- FIP電源等は要件を満たせば現行でも需給調整市場に参加できるが、予測誤差を見込むと応札量が小さくなり得る。FIT電源①③は参加できない。 - 参加形態(発電・ネガポジ・ネガワット)により、計画値、リスト提出、ΔkW供出可能量の算定方法が異なる。機器個別計測は2026年度開始予定である。 - 通常時はFIPプレミアムと非化石価値を得られる卸電力市場やPPAが対価性で優位となる可能性が高い一方、出力制御時は需給調整市場が優位になり得る。 - 資料は、出力制御断面での活用に向けた課題解決と、将来の対価制度の継続検討を方向性として提示しており、決定事項ではない。
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三次調整力②の取引単位時間30分化のフォローアップについて
- 三次②の取引単位は2025年3月14日受渡分から3時間ブロック制を30分制へ変更し、資料は現時点で大きな問題なく効果が出ていると評価した。 - 3時間継続の試算に比べ、全国の募集量は約25%減(▲1,717 MW/日)、応札量は約52%増(+7,047 MW/日)となった。 - 事前試算より絶対効果量は小さい一方、全体量に対する効果率は上回り、余剰率は上昇、落札単価は大きく上昇せず推移した。 - 複数の制度変更が影響し30分化だけの効果分離には限界があるため、実績蓄積後に2025年度事後検証などで再確認する方針である。
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2026年度市場取引に向けた需給調整市場システム(MMS)の開発における課題、対応状況(中間報告)ならびにシステム切替方針について
- 2026年度は前日化・30分ブロック化後も計算対象が従来の約86%残るため、約定処理を原則14時から15時までに完了させる前提で開発中である。実機での性能は未確認で、間に合わない場合はエリア内・複合約定なしのリカバリWebアプリで取引を完了する。 - 低圧リソースの計画ファイルはMMSの60MB上限を超える可能性があり、超過時のMMS外提出方法を検討中である。取引データの保存領域は、全事業者が上限規模を使う前提では設計しない。 - 2026年度向けシステム切替は、過渡期の混在運用を避け、切替時から2026年度取引を適用する方向で検討中である。切替は2026年3月12日夜から13日朝を予定し、事業者説明会は2025年7月31日に開催予定である。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
需給調整市場検討小委員会
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