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電力広域的運営推進委員会 ・ 将来の電力需給シナリオに関する検討会

第9回 将来の電力需給シナリオに関する検討会

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この回のダイジェスト

火力・需給力の前提別試算を提示し、需要増と火力非更新時の供給力不足を示した。

この回で示されたこと

  • DNE21+の試算では、2050年排出削減率を80%から100%へ高めると火力対策の構成が変わり、CNではBECCS・DACCSとアンモニア専焼が増える一方、CCS付き石炭・LNGは90%削減時より減る結果となった。再エネ比率は2040年35~36%、2050年38~40%である。資料1
  • 火力設備容量は、経年設備をリプレースする大ケースで2040年約1億3,550万~1億3,670万kW、2050年約1億3,340万~1億3,600万kW、リプレースしない小ケースでそれぞれ約9,760万~9,880万kW、約6,680万~6,940万kWと試算した。稼働45年廃止、新設・廃止公表案件などを反映したモデルケースであり、確定計画ではない。資料3
  • 脱炭素化モデルケースでは、CCS貯留量を2040年1.1億t、2050年2.1億tとし、2040年は石炭火力を優先してCCSを導入し一部LNGにも適用、LNGのリプレースは水素40%混焼とする。2050年は石炭・LNG・石油にCCSを広く適用し、LNGリプレースを水素専焼とする想定を示した。資料3
  • 需要・原子力・火力条件を組み合わせた20シナリオの概算では、夏季夜間のkWバランスで、2040年・需要11,000億kWhの場合、火力非リプレースは予備率基準を3,750万kW下回り、全リプレースでも150万kW下回る。2050年・需要12,500億kWhでは、非リプレースで730万~830万kW、全リプレースで100万~200万kWの不足となる。資料4
  • kWバランスの基準は供給計画最終年度の予備率13.9%であり、最も厳しい断面は主に夏季夜間とされた。年間kWhの試算は残余需要を火力で補う前提で、kW不足の解消を示すものではない。資料4
  • 火力CCS等のモデル結果は、CO₂貯留量や燃料価格など所定の前提に依存する。別の技術検討資料では、貯留量を十分確保できるCN試算でCCS付き火力が水素・アンモニア発電より優先される結果も示された。資料1資料2

この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

この回の資料と要約

  1. 1

    2050年に向けた日本の電力需給の見通し: 火力

    - DNE21+による2050年までの日本の電力需給・火力構成のモデル試算であり、政策決定や確定計画ではない。 - 再エネ比率は2040年35~36%、2050年38~40%の試算であり、電力需要が大きいほど火力CCSや発電用アンモニアも増える。 - 排出削減率を2050年▲80%、▲90%、▲100%と高めると、コスト増分はそれぞれ78、125、218 billion USD/年となり、CNではBECCS・DACCSやアンモニア専焼が増える。 - 国内貯留上限や技術・社会制約の表現に限界があり、費用最小化による試算値であるため、設備容量不足など供給力の評価は別途必要である。

  2. 2

    将来の電力需給シナリオに関する技術検討

    - 2050年カーボンニュートラルを前提とした試算では、CO₂貯留量を十分に確保できる場合、水素・アンモニアよりCCS付き火力が優先された。 - CCS導入は燃料価格の安い石炭火力からガス火力へ進み、既設設備への導入とCCS火力の新設が経済効率性の観点から選択された。 - 試算条件は、2030年にCO₂を2013年比46%削減、2050年にカーボンニュートラル、2050年CCS貯留上限1.80億トン、原子力37GWである。 - これは所定の前提に基づくモデル試算であり、実施決定ではない。

  3. 3

    技術検討会社の将来想定を踏まえた方向性について(火力)

    - 火力設備容量は、経年設備をリプレースする大ケースで2040年13,550~13,670万kW、2050年13,340~13,600万kW、リプレースなしの小ケースでそれぞれ9,760~9,880万kW、6,680~6,940万kWと試算する。これは確定計画ではなく、廃止・新設等の事務局前提に基づくモデルケースである。 - 経年廃止は実績平均の45年で設定し、非効率石炭火力は2040年度までに約710万kWを廃止する想定だが、バイオマス混焼や事業者単位の効率目標達成は除外条件となる。 - 脱炭素化ではCCS貯留量を2040年1.1億t、2050年2.1億tとし、2040年は石炭を優先して一部LNGにもCCS、2050年は幅広くCCSを適用する想定である。CCS付加により出力は約8%低下する。 - 参加者からは設備寿命、廃止・新設計画の確定度、非効率石炭の扱い、水素・CCSの併用可能性や供給制約が論点として示されたが、資料は最終決定を示していない。

  4. 4

    需要・供給力の各モデルケースを踏まえた概算バランスの算定結果について

    - 2040・2050年の需要と電源構成を組み合わせた20シナリオで、4つの季節・時間帯のkWバランスと年間kWhバランスを概算した試算資料である。 - 最も厳しい夏季夜間では、火力の経年リプレースなしの場合、予備率13.9%基準に対して2040年で1,880万〜3,750万kW、2050年で3,760万〜8,300万kW不足する。 - 火力をすべてリプレースすると需給は改善するが、2040年の需要11,000億kWh、2050年の需要11,500億kWh以上の一部条件ではなお基準未達となる。 - これは設定前提に基づく概算であり、kWh試算では不足分を火力で補う仮定を置いている。

要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。

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