2040・2050年の電力需給について、需要、原子力、火力の条件を組み合わせた20シナリオを作成し、kW供給力と年間kWhを概算した資料である。最も厳しい夏季夜間のkWバランスでは、需要増と火力の経年リプレースなしが重なるほど不足が拡大する。火力をすべてリプレースするケースでは不足が大幅に縮小するが、需要が大きいケースでは基準に届かない場合が残る。
| 年・需要 | 火力リプレースなし:予備率基準との差 | 火力すべてリプレース:予備率基準との差 |
|---|---|---|
| 2040・9,000億kWh | ▲1,880万kW | +1,730万kW |
| 2040・11,000億kWh | ▲3,750万kW | ▲150万kW |
| 2050・9,500億kWh | ▲3,760〜▲4,860万kW | +1,450〜+2,450万kW |
| 2050・10,500億kWh | ▲4,940〜▲6,040万kW | +270〜+1,370万kW |
| 2050・11,500億kWh | ▲6,120〜▲7,220万kW | ▲920〜+190万kW |
| 2050・12,500億kWh | ▲7,300〜▲8,300万kW | ▲1,000〜▲2,000万kW |
※2050年の幅は原子力3,700万kW/2,300万kWの差である。プラスは13.9%基準を上回り、マイナスは不足を示す。
kWバランスは、夏季昼・夜、冬季昼・夜の4断面で、需要に対する電源別設備容量と調整係数適用後の供給力を比較する。予備率の基準は供給計画最終年度の13.9%である。最も厳しい断面は主に夏季夜間であり、太陽光の供給寄与がゼロとなる時間帯を含む。
kWhバランスは需要ケースの年間電力量から、太陽光・風力等の再エネと原子力の発電量を差し引き、残りを火力で補う仮定で火力発電量・利用率を算定する。したがって、kWh表は火力による補完を置いた年間電力量の試算であり、kWの需給不足が解消済みであることを示すものではない。
揚水は全モデルで2,000万kWと設定し、蓄電池は需要・技術検討会社の想定に応じて設定する。ロードカーブでは需要要素、上げDR、需要地併設型PV、蓄電池等を順に反映し、再エネ余剰と出力制御も確認する。資料の数値は設定した前提に基づく概算結果であり、需要・電源設備・火力リプレース等の条件により需給差が変わる。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「需要・供給力の各モデルケースを踏まえた概算バランスの算定結果について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/shorai_jukyu/)をもとに当社作成
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