この回のダイジェスト
指定・解除基準と東京・関西等の競争評価案を示し、報告書骨子案を提示した。
この回で示されたこと
- 指定・解除は需要家の選択状況、競争圧力、競争の持続性を相互に踏まえて総合評価する案である。有力で独立した競争者は通常2者以上、協調が疑われる場合は3者以上を要する可能性が示された。資料1資料3
- 持続性要件は、余剰電源の経済合理的な全量市場投入やベースロード市場の機能による電源アクセス機会と、旧一般電気事業者・新電力間の電源アクセス条件の持続的な公平性の双方を満たす蓋然性で評価する案である。資料1
- 東京・関西は有力で独立した競争者が各1者で、複数とは判断できないとの評価案である。連系線を活用すれば2019年度供給計画上、全エリア・年度で2028年度まで予備率8%以上の見通しとされた。資料2資料3
- その他の区域は、契約口数シェア約5%以上の新電力がなく、有力で独立した競争者も見当たらないとの評価案である。連系線活用後の供給余力は基本的に問題ないとの整理案が示された。資料2資料3
- 内部補助の監視では、社内取引と社外卸取引の価格・条件に経済合理性の乏しい差異がないか検証し、必要に応じ是正を求める案である。一体会社の社内価格算定方法や小売価格監視の方法・粒度は未確定である。資料1資料3
- 指定区域は競争者の登場や需要家のスイッチングなどに顕著な進展があり、再審査の合理的理由がある場合に対象とし、区域選定は概ね年1回とする案である。解除後は当面3年間程度、収益・料金情報を定期収集して不当な値上げ等を監視する案も示された。資料2資料3
前回からの変化
- 内部補助対策は、選択肢の整理から、社内取引の内外無差別性を中心に価格その他の条件を検証し、必要時に是正を求める案へ進んだ。一体会社の価格算定や情報の信頼性確保は引き続き未確定である。資料1資料3
- 東京・関西の競争評価では、各エリアに有力で独立した競争者が1者いるが複数とは判断できないとの評価案が示された。連系線活用後は2028年度まで予備率8%以上との供給見通しも示された。資料2資料3
- 東京・関西の審査に加え、その他の区域についても、有力で独立した競争者が見当たらないとの比較評価案が示された。資料2資料3
- 指定解除後の監視について、当面3年間程度の収益・料金情報の定期収集と、顕著な競争進展などを理由とする概ね年1回の指定区域再審査案が報告書骨子に盛り込まれた。資料2資料3
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
- 1
指定等基準に関する検討6
- 経過措置料金の指定等基準は、消費者状況・競争圧力・競争の持続性の3要素を総合判断する案であり、有力な独立競争者の複数存在と十分な供給余力を特に重視する。 - 持続性要件は、十分な電源アクセス機会と、旧一電・新電力間の取引条件の公平性の双方が続く見込みを求める案である。 - 不当な内部補助への中心策として、社内取引価格と社外卸価格の内外無差別性を検証する方向で概ね支持されたが、価格差の合理性や検証方法は未確定である。 - 社内価格の照会情報は原則非公表、小売価格は競争一般の観点からモニタリングする案で、具体策は制度設計専門会合で検討する提案である。
- 2
低圧部門における競争の現状及び見通し③
- 東京・関西では有力で独立した競争者は各一者との評価案であり、複数の存在や競争の持続性は未確定である。 - その他エリアは需要家の競争環境に地域差があり、5%程度以上の新電力や有力・独立した競争者は見当たらないとの評価案である。 - 連系線活用後の供給予備率は2028年度まで全エリアで8%以上の見通しだが、活用しない場合は東京・中部・関西で8%未満の年度が複数ある。 - 指定区域の解除審査対象は競争状況に顕著な進展がある区域とし、概ね年1回選定する案である。
- 3
電気の経過措置料金に関する専門会合 報告書(骨子)(案)
- 低圧電気の経過措置料金について、区域指定・解除は需要家の選択状況、競争圧力、競争の持続性を総合評価する基準案が示されたが、骨子案であり基準本文や一部評価は未確定である。 - 東京・関西では有力で独立した競争者が各1者にとどまり、その他区域では約5%以上の競争者が確認されないなど、現時点の競争圧力は十分でないとの評価案である。2020年4月の料金存続の要否は未決である。 - 新規参入のため、卸市場の活性化と電源調達条件の公平化、とりわけ不当な内部補助の防止を進める提案である。 - 規制解除後も当面3年間程度、区域のみなし小売事業者の料金・収益情報を定期収集して不当な値上げを監視し、指定区域の再審査は概ね年1回検討する案である。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
電気の経過措置料金に関する専門会合
ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。
