この回のダイジェスト
価格監視や情報漏えい対策の評価が進み、KJC改修と予備電源の扱いは提案段階で示された。
この回で示されたこと
- 東電PG・東電RPの集中改善期間中の再発防止策を証跡に基づき評価し、両社で内部統制の強化を確認した。東電PGは5構成要素すべて30点、東電RPは27~29点であった。資料1
- 東電PG・東電RPには採点結果を直接伝え、今後の取組方針を聴取する方針である。東電RPには委託先管理への第2線の関与など、東電PGには特定関係事業者と共通する委託先の管理が課題として示された。資料1
- 2025年5月10日の3コマで、北海道など6エリアのインバランス料金が111.09~158.37円/kWhに上昇した。北海道の蓄電池が登録した最高166.21円/kWhの価格が、KJCの広域ブロック形成と料金算定を通じて複数エリアに波及した。資料2
- 蓄電池事業者は、システム改修まで直近1週間のスポット価格を基に限界費用を手作業で作成し、限界費用の10%を上乗せしない価格を設定することとなった。事務局は高値登録事業者への監視継続と、エリア内確保分をブロック特定に含めるKJC改修を一般送配電事業者に求める方針を示した。資料2
- 需給調整市場では、6月の三次②平均約定単価が多くのエリアで1円未満となった。週間取引は自然体余力の控除開始後、7エリアで約定量が前月比減となり、関西の想定費用は33.32億円であった。資料3
- 火力電源のV1・V2登録で、平均費用を限界費用として全出力帯に登録した事案と、出力上昇に伴い増分燃料費が低下すると算定した事案が確認された。事務局は両事業者に見直しの検討を求めた。資料3
- 予備電源の余剰電力供出について、制度適用期間中は休止維持義務を理由に売り入札量から控除し、立ち上げプロセス落札後の稼働期間は制約対象外とする案が示され、会合での議論が求められた。資料4
前回からの変化
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
- 1
一般送配電事業者による非公開情報の情報漏えいに係る再発防止策の検討:第11回 制度設計・監視専門会合 事務局提出資料
- 東電PG・東電RPの約1年間の再発防止策を採点し、両社の内部統制強化は一定の水準に達したと確認したが、継続的な取組が必要である。 - 東電PGは5構成要素すべて30点、東電RPは27〜29点であり、東電RPでは委託先管理、不正リスク評価の活用、モニタリング結果の取締役会報告が課題である。 - 東電PGを除く18社では多くの取組が確認された一方、リスク抽出が途上の社や委託先管理の強化が必要な社もあり、物理分割・委託先管理を継続フォローアップする方針である。 - 北海道電力ネットワーク等への業務改善勧告後、計画提出から1年間を集中改善期間とし、委員会が継続的にモニタリングする予定である。
- 2
インバランス料金の状況等について
- 2025年5月10日、需給ひっ迫がない中、北海道など6エリアの一部コマでインバランス料金が111.09~158.37円/kWhに上昇した。 - 北海道の蓄電池で残量の計測・計算にずれが生じ、最高166.21円/kWhの調整力価格が登録されたことが主因である。事業者はシステム改修と暫定的な価格設定、再発防止策を講じることとなった。 - KJCの広域ブロック特定と調整力指令で対象の扱いが異なり、北海道の蓄電池価格がブロック内の料金として他エリアにも波及した。 - 資料は、高値登録事業者への監視継続と、エリア内確保分を広域ブロック特定に反映するKJC改修を一般送配電事業者に求める方針を示す。
- 3
需給調整市場の運用等について:第11回 制度設計・監視専門会合 事務局提出資料
- 2025年6月、三次②は多くのエリアで平均約定単価が1円未満となり、東京も前月の3.12円から1.21円へ低下した。 - 週間取引では自然体余力控除の開始後、関西・中国を除く7エリアで6月の約定量が減少し、関西の想定費用は33.32億円で最大となった。 - 一次調整力は多くのエリアで募集未達が続き、複合商品も一部エリアで応札不足が継続するため、単価・調達費用を含めて監視を継続する。 - 火力電源のV1・V2登録で限界費用の捉え方に誤りが2類型確認され、事務局は該当事業者に見直しの検討を求めている。
- 4
予備電源に係るスポット市場での余剰電力供出の考え方について
- 予備電源の余剰電力供出上の扱いについて、制度適用期間中は入札制約として売り入札量から控除する案が提示され、会合での議論事項である。 - 立ち上げプロセス落札後の稼働期間は予備電源制約の対象外とし、稼働上の停止・出力抑制は燃料制約等として事後監視で合理性を確認する。 - 余剰電力全量は自社供給力から自社想定需要・予備力・入札制約を差し引いて算定し、全量を限界費用ベースで売り入札することが望ましいとされる。 - 予備電源は休止維持義務を負い、供給力募集への応札や緊急時の立ち上げ要請への対応が求められる制度である。
要約は AI が作成したものです。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
制度設計・監視専門会合
ほかの開催回と資料を、開催日の順に確認できます。
