この回のダイジェスト
OPExの検証整理、CAPEX統計査定結果、次世代投資の係数案が示された。
この回で示されたこと
- 出向者給与は、一般送配電事業に不可欠で他社で認められた範囲に限り算入する案であり、条件を満たさない費用は除外する。参照期間の実績値は10社中9社で減額され、東京約28.4億円、九州約16.7億円、四国約9.0億円などが除外された。資料1
- 検針委託費は、業務範囲や会計科目が各社で異なるため単純比較に留意が必要とされた。関西電力送配電の規制期間平均は年約44.5億円で、現地検針以外に約1,400万件分の検針管理・投函業務を含み、一部費用は引き続き検証する。資料1
- OPEX見積りでは、宿泊・体育施設費と海外電力調査会以外の団体費を算入不適切と整理し、役員給与は規制期間中、国家公務員指定職の給与水準平均とする方針が示された。統計査定の結果は次回以降に報告予定である。資料1
- 第1規制期間のローカル系統・配電系統の対象CAPEXは、提出値2兆7,488億円に対し統計査定結果が2兆4,970億円となり、2,518億円(約9%)減となった。これは報告・議論段階の結果であり、無電柱化の単独地中化と高額案件は別途検証する。資料2
- CAPEXは過去実績単価で査定し、統計査定後に上位3社水準の補正を適用する。第1規制期間は補正後単価を30%、2017~2021年度実績を70%反映する方法が示された。投資量・案件目的の実現可能性も別途確認し、高額案件は独立した外部人材を交えて再評価する。資料2
- 次世代投資約200件の検証案では、先進的な次世代化投資は原則として年0.5%の効率化係数の対象外、従来型投資や一般的改修は原則対象とする。10社の規制期間5年分の次世代投資費用見通しは合計5,875億円で、費用妥当性や便益は次回以降に確認する。資料3
この回の資料の要約から AI が作成したダイジェストです(作成)。「資料N」は根拠にした資料で、押すと下の一覧の N 番目の資料へ移動します。正確な内容は配信元の資料 PDF をご確認ください。
この回の資料と要約
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第17回専門会合におけるOPExに係る指摘事項について
- 出向者給与は、一般送配電事業に不可欠で他社でも算入が認められる範囲に限り算入する案であり、四国電力送配電は一部人数を削減する。これは算入基準の提案である。 - 関西電力送配電の現地検針は約27万件・約2%で他社平均を上回る。同社は通信方式と委託範囲の違いを理由に挙げており、検針費用は継続検証となっている。 - 規制期間の見積りでは、宿泊・体育施設費や認容範囲外の出向者給与などを算入不適切と整理し、団体費は海外電力調査会を除き算入不適切とした。 - 参照期間実績は中国を除く9社で費用を減額して再集計した。統計査定の結果は次回以降に報告し、見積りが査定額を上回る場合は申請内容の合理性を判断する。
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CAPEXの検証結果について(統計査定結果)
- ローカル系統・配電系統の主要設備CAPEXは、統計査定により各社提出値2兆7,488億円から2兆4,970億円となり、約2,518億円(約9%)減の結果である。これは報告・議論段階の査定結果である。 - 査定は重回帰分析を基本とし、決定係数が低い項目には中央値を適用し、高額案件は抽出して個別査定する。トップランナー補正後単価30%と2017~2021年度実績70%を第1規制期間の単価に反映する。 - 投資量・工事の必要性や施工可能性は別途確認し、高額案件は各社が第三者を交えて再評価した後、監視委が検証結果を確認する予定である。 - 集計には無電柱化の単独地中化と高額案件が含まれず、労務・資材単価の変動も規制期間中に必要な検証を行う提案である。
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次世代投資費用の費用検証結果について:第19回 料金制度専門会合 事務局提出資料
- 一般送配電事業者10社の約200件の計画を検証し、次世代化に資する先進的投資は原則として効率化係数の対象外、従来型投資や一般的改修は対象とする方向を示した。これは検討案であり、個別費用の妥当性は未確定である。 - 対象外の方向にはN-1電制、ノンファーム、再給電、次世代スマートメーター、配電網高度化、サイバーセキュリティ等が含まれる。停電・災害対応や無電柱化、従来型の系統増強は、CAPEX等に区分して効率化を求める方向である。 - 10社合計の規制期間5年の次世代投資費用見通しは5,875億円、竣工額は8,882億円である。費用区分には会社間の差がある。 - 次回以降、計画性・実現可能性、費用対便益、事業者間比較等を詳査する。便益を具体的に説明できない場合は、効率化係数の対象とするなどの措置があり得る。
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料金制度専門会合
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