北海道風力実証試験の終了後、試験用に北海道本州間連系設備と東北東京間連系線に設定しているマージンを廃止する方針である。ただし、対象事業者の理解を得て、運用方法・出力制御の変更に関する契約変更などを終え、実証試験を終了することが条件である。したがって、資料時点で廃止が完了したのではなく、移行準備を進める段階である。
系統ワーキンググループは、需給調整市場の全商品が本格開場する2024年4月を目途に実証を終了する準備を進めることを了承した。対象サイトの一部は未連系だが、ほとんどが連系済みで検証評価を実施できており、全サイトの連系を待たずに終了へ移行する考えである。終了後は需給調整市場で必要な調整力を調達する運用を目指す。
| 論点 | 実証中 | 終了後の移行案・条件 |
|---|---|---|
| 出力制御 | 連系線停止や東京エリアの調整力を活用できない場合に発生 | 連系線停止等によらず、必要な調整力を確保できない場合に発生する扱いへ変更 |
| 試験用マージン | 風力実証の調整力調達枠として連系線に設定 | 実証終了を条件に廃止 |
移行にあたっては、対象事業者への説明と理解、契約変更を含む対応が必要であり、その完了後に実証終了とマージン廃止を行う。
試験用マージンは2017年度から設定されている。北海道本州間連系設備および東北東京間連系線のB0が対象で、実証試験の連系量に風力発電予測誤差20%を乗じた調整力枠として確保する仕組みである。北海道本州間のB1・C1や東北東京間のC2は、電源脱落時の周波数維持・同期安定性など別の理由で確保するマージンとして資料に併記されている。今回の廃止対象は、北海道風力実証試験のためのマージンである。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2024年度以降の北海道風力実証試験のためのマージンについて(報告)」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/)をもとに当社作成
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