一次~二次②・複合商品の市場設計と三次②の市場ルール見直しについて、2021年11月10日~12月10日に意見を募集し、19事業者から147件を受領した。内訳は要望86件、質問・確認48件、資料の記載不足等の指摘13件であり、商品別では一次~二次②・複合商品に関する意見が約7割を占めた。本資料は、意見を踏まえた市場設計への反映案と、事業者・一般送配電事業者・国に引き継ぐ事項を整理し、作業会で議論を求めるものである。したがって、以下の「変更」は事務局の提案・対応方針であり、この資料だけでは最終決定を示さない。
| 論点 | 提案・対応方針 | 条件・時期 |
|---|---|---|
| 一次のオフライン枠 | 対象をDSR、蓄電池、アグリで最低入札量を満たす1,000kW未満の発電機とし、供給計画ガイドラインに基づかない電源も含める | 商品・技術要件を満たすことが条件 |
| 二次①のアセスメントⅡ | 単一商品としてLFC信号のみで応動する場合は二次①単独で評価する。他機能も余力活用する場合、当面は複合商品として評価する | 不適合時の金銭ペナルティ・回数計上は、リソースの応動が二次①要件を満たさない場合に限る |
| 三次②の不適合回数 | ブロック時間短縮後は、契約単位となる30分コマごとに不適合を数え、月3回以上で事前審査を再実施する案 | 詳細は取引規程で定める。実績を30分単位で数え直すと不適合となる例は2件・1リソースと資料は報告 |
| 専用線の最低入札量 | 5MWから1MWへ引き下げる案 | 市場システム改修後に実施時期を周知。接続口数が上限に達する見通しが生じた場合は、エリアごとに増設要否を検討 |
| ノンファーム電源 | 2022年末予定の再給電方式導入後、市場参加要件を満たせば参加可能とする整理 | 当面の調整力確保の考え方は維持し、系統混雑を注視して将来の調達方法を検討 |
| 一次~三次①の入札時間単位 | 3時間から30分へ見直す案。短時間化で応札量の増加を見込む | 実施時期は別途整理。周波数調整への影響を継続確認し、余力活用契約のないリソースが一定割合を占める場合は対応を検討 |
一次の技術要件(不感帯±0.01Hz以下を含む)、応動時間10秒以内、異常時は発生の都度行うアセスメントⅡなどは、品質維持や商品要件の目的を踏まえて現行案を維持する。より精緻な一次アセスメントは引き続き検討する。二次①・二次②の評価は、それぞれLFC・EDC信号の性質から平常時と異常時を区分しない。二次①の評価間隔も現行のエリア別とし、中給システムの抜本改修後は取得周期が統一される見込みである。
複合商品の評価許容範囲は単一商品の範囲を合算する現行案を当面維持する。複数信号への応動が許容範囲を外れる要因は未特定であり、2024年度の取引開始に向け一般送配電事業者が検討する。三次②の複数時間指定入札は、30分化後の約定実態を踏まえて検討する。導入には約定量低下・価格上昇の可能性と、事業者のシステム対応時間への留意が示された。
一般送配電事業者には、事前審査・アセスメントの具体的方法、データ提出方法、MMSの仕様公表などを取引規程等で整理するよう申し伝える。国には、一次のネガワット調整金、オフライン枠の商品区分、新規・環境負荷の小さいリソースが参入しやすい市場設計の検討を求める。機器個別計測、低圧アグリ、専用線の電柱方式拡大なども、制度面や評価方法の検討が残る。資料の記載不足は意見を参考に資料を修正し、質問・確認には過去の審議内容に基づく回答を作成・公表する。市場設計案は国の審議会等での審議後に確定する予定である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「一次調整力〜二次調整力②、複合商品、三次②のルール見直し等に関する意見募集の結果とその対応について」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_sagyoukai/)をもとに当社作成
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