2025年度は、夏季・冬季ともに厳気象H1需要に対し、発動指令電源、火力増出力運転、エリア間融通を織り込むと、全エリア・全対象月で最大需要時、最小予備率時ともに予備率3%以上を確保する見通しである。最小予備率は1月の5.4%(複数エリア)である。
需要想定は2024年度実績を踏まえて更新された。2024年9月には7エリアで猛暑H1想定を超え、東京・関西・九州では同月の想定需要がそれぞれ318万kW、176万kW、201万kW引き上げられた。夏季・冬季の見通しは、実績検証と合わせて別途、需給検証報告書として審議される予定である。
OCCTOは容量市場の枠組みを活用して供給力確保に取り組み、kW・kWh両面で需給を監視する方針である。最新の気象予報などから需給悪化が予見された場合は、国・一般送配電事業者と連携して追加対策を講じ、需給ひっ迫の可能性がある場合はSNS等で周知する準備を進める。
2025~2034年度の電源入札等の検討開始(STEP1)について、2025年度供給計画の年間EUE評価では、電源の休廃止や補修停止等により、2025年度の東京・九州、2026年度の東京、2027年度以降の北海道・東北・東京・九州で目標停電量を超える見通しである。一方、短期断面のH3需要に対する予備率は第1・2年度とも全エリア・全月で11%を上回り、2025年度の厳気象H1需要に対する予備率も全エリア・全月で3%を上回る見通しである。
資料では、年間EUE評価の超過があるものの、H1需要に対する予備率の補完確認を踏まえ、現時点で2025年度の短期断面における電源入札等の実施判断(STEP2)へ移行しないことを提案している。実需給まで需給変化を注視し、必要に応じて国・事業者と連携する。2026年度以降は、翌年度の供給計画取りまとめ等を踏まえてSTEP1を改めて判断する方針である。
※AI生成。詳細は原文PDFをご確認ください。
出典:
「2025年度の厳気象H1需要時の需給見通しについて」(電力広域的運営推進委員会)(https://www.occto.or.jp/iinkai/chousei_jukyu/)をもとに当社作成
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